血液 型 不適合 妊娠 ガイドライン

体調 に 気 を つけ て 英語
July 11, 2024, 6:10 am

今回の記事は産婦人科専攻医向けのお話になります。 子宮頸癌のステージ分類はかなり複雑です。 I期でもIA1やIA2、IB1やIB2といった具合にかなり細分類されています。 どうしてでしょうか?今回はそんな疑問に答えていきます。 ※ 今回の記事は子宮頸がん治療ガイドライン2017年度版を参考にしています。 リンク 子宮頸癌のステージング 癌のステージはI期からⅣ期に分類されます。 これらのステージからは主に5年生存率などの予後が統計的にわかります。 一般的にI期は癌が局所的に存在しているとき、II期は大きくなり浸潤しはじめたとき、III期はリンパ節転移や周辺臓器に浸潤などを起こしているとき、IV期は遠隔転移を起こしているときです。 子宮頸癌はFIGO(Federation of Gynecology and Obstetrics)による臨床進行期分類で統計的に5年生存率や再発率を計算しています。 子宮頸癌のステージの細分類 -A1やA2とはなんなのか? それではどうしてIAやIBといった細分類をするのでしょうか?

  1. 医療用医薬品 : エンドキサン (エンドキサン錠50mg)

医療用医薬品 : エンドキサン (エンドキサン錠50Mg)

blood type incompatibility 血液型不適合妊娠とは、 母体に存在しない血液型抗原が胎児に存在する場合 をいう。 血液型不適合妊娠では、 「胎児血が母体に移行して作られる感作抗体」 または「母体血漿中の自然抗体」が胎児血中に入り、抗原抗体反応を起して、胎児・新生児に溶血が起こる可能性がある。 胎児の溶血性貧血、免疫性胎児水腫、新生児溶血性疾患( HDN; hemolytic disease of the newborn )をきたす。 臨床的な重症度の観点から最も重要な血液型不適合妊娠は、Rh式血液型不適合妊娠、特にD型不適合妊娠である。 ****** ABO式血液型とは? ・ 赤血球の表面にA抗原があるとA型、B抗原があるとB型、AとB両方の抗原があるとAB型、両抗原がないとO型とする。 ・ 血漿中には各抗原に反応する抗体(IgM)があり、A型の血漿中には抗B抗体、B型の血漿中には抗A抗体があり、AB型の血漿中には抗A抗体・抗B抗体のどちらもなく、O型の血漿には抗A抗体と抗B抗体の両方が存在する。 ・ 表面抗原に、それぞれ対応する抗体が反応すると赤血球は凝集してしまう。 ABO式血液型不適合妊娠 ・ 母体がO型で、胎児がA型またはB型の場合の0.

抗Rh(D)抗体価上昇が明らかな場合、『胎児貧血や胎児水腫の兆候』について評価する。(A) 4. 抗Rh(D)抗体価が高値の場合、妊娠後半期に1〜2週ごとに超音波検査で胎児水腫および胎児貧血について評価する。(B) 抗Rh(D)抗体陽性妊婦における管理方法がより具体的に示された。抗Rh(D)抗体価8〜32倍以上(施設によって異なる)は、高値と判断される。そして、高値を示した場合、あるいは既往妊娠に児の溶血性貧血がある場合、妊娠後半期には1〜2週ごとに胎児貧血を評価することが推奨された。評価開始の時期は、16〜18週以降とする報告もある3)。胎児貧血の評価方法について、超音波パルスドプラ法を用いた胎児中大脳動脈最高血流速度(MCA-PSV)計測値が胎児貧血の推定に用いられ、その方法が明記されている。胎児MCA-PSV値の評価は、週数に応じたMCA-PSVの中央値に対するMoM(multiples of the Median)値(たは、参考文献4を参照)を利用して行い、MoM値が1. 5以上の場合は中等度以上の貧血があると評価する。その手法の感度は100%、偽陽性率は12%であったが、正確な測定が必須であり、十分なトレーニングと臨床経験が必要とされる1, 4, 5)。また、34〜35週以降は偽陽性率が上昇すると報告もあり、その判断には注意が必要である1)。さらに、超音波検査による胎児水腫兆候(胎児に腹水、胸水、心嚢液、5mm以上皮下浮腫のうち、少なくとも2つ以上の貯留を認める状態)の検出も重要であるが、胎児貧血がかなり重症にならないと出現しないため、まずは胎児貧血の評価が重要である。なお、抗Rh(D)抗体による胎児水腫の約半数は、妊娠18〜34週に発症し、残りの半数は妊娠34週〜正期産期に発症する6)。 なお、このような管理を要するハイリスク妊婦では、緻密な周産期管理を要するため、このような管理に習熟していない施設にあっては、より高次の施設での周産期管理を考慮する必要がある。 最後に、今回論じた変更点を加味した、Rh(D)陰性妊婦の取り扱いの図3に示す。 参考文献 1) American College of Obstetricians and Gynecologists: ACOG Practice Bulletin No. 75: Management of alloimmunization during pregnancy.