ぼん ご おにぎり 握り 方

ノラ と 皇女 と 野良猫 ハート 2
July 31, 2024, 2:48 am

最後に、右近さんはこんなことを教えてくれました。 「おにぎりって握らないと崩れるという概念があるけど、ぎゅうぎゅう握らなくても崩れないんですよ。おにぎりのことを"おむすび"とも言うでしょう? それは、"縁むすび"のことを言うんです。一つひとつの米が結ばれることから、握らなくてもつくれてしまう……お米同士が勝手に縁で結ばれてくれるんです」 優しく包むように握る(握らない!? )とおいしくなるおにぎり。つくるときは食べる人への気持ちをこめて、いただくときはつくり手の愛を感じてくださいね。 右近由美子さん 「おにぎり ぼんご」代表・女将・調理担当 (うこん ゆみこ)昭和35年に先代が大塚駅前で「おにぎりぼんご」を開業。24歳で嫁いできて後に2代目となる。先代より引き継いだ握り方でおにぎりを握って20年、具材の味付けから調理全般を担当し、お客様に満足してもらえるおにぎりを日々研究のうえ提供している。 問い合わせ先 編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。 WRITING : 加藤良子 EDIT : 大村実樹(東京通信社)

『握り方がヘタ』By アジフライ定食 : おにぎり ぼんご - 大塚/おにぎり [食べログ]

カタジーナさんは教えられた通り、ふわっと形を整え、具もたっぷり入れて握ります。海苔の巻き方も失敗しませんでしたが、少しだけ端が破れてしまいました。3つのおにぎりが出来上がり、食べてもらうと... 。 右近さんが「美味しいよね」と言うと、審査員の皆さんも笑顔で頷きます。ただやはり、海苔の巻き方には引っかかったようで、「握り方はすごく良いの。あとは海苔の付け方。お金を頂くのは最後の海苔ですから。ごはん粒だらけのおにぎりを"どうぞ"って言われたら、"いや、いいですよ"って言われちゃう」と右近さん。たしかにカタジーナさんのおにぎりにはごはん粒が! というわけで卒業試験の結果は「やや合格」。「帰らなきゃいけないんですね... 『握り方がヘタ』by アジフライ定食 : おにぎり ぼんご - 大塚/おにぎり [食べログ]. 」と残念がるカタジーナさんでした。 別れの時。「短い期間でしたが、たくさんのことを教えて頂き本当にありがとうございました。ここで学んだことを国に帰って活かせるよう、毎日練習に励みます。私に修業のチャンスをくださり本当にありがとうございました」とカタジーナさんが感謝の意を述べると、右近さんからは、ぬか漬け用のぬかとあら塩がプレゼントされます! カタジーナさんからはポーランドの陶器とお菓子がプレゼントされ、今度は家族と一緒に来ることを約束し「ぼんご」の皆さんとお別れです。 冷めても美味しいおにぎりの秘訣 続いてカタジーナさんが向かったのは東京の北区・上十条。実はカタジーナさん、自分のお店ではテイクアウトするお客さんが多く、時間が経つとどうしてもおにぎりが固くなって美味しくなくなることを気にしていました。「時間が経っても美味しいおにぎりの作り方が知りたい」とスタッフに相談していたのです。 上十条で訪れたのは、1963年創業の持ち帰りのおにぎり専門店「蒲田屋」。出迎えてくれたのは、二代目店主の添野勝利さん。お母さんのツルヨさんとお店を切り盛りしています。 焼きおにぎりから天むすまでバラエティ豊かな43種類をすべて110円で提供。早朝6時30分のオープンから客足が途絶えることなく、毎日お昼過ぎにはほぼ売り切れ。なんと1日3000個売れることもあるそうです。 カタジーナさんは、添野さんおすすめ「なすみそ」と「しそれんこん」など4種類のおにぎりをチョイス。冷めても美味しいおにぎりにかぶりつきます。 カタジーナさんのおにぎりは、冷めたらパサついてしまうそうですが、このおにぎりは冷めてもモチモチしているとのこと。すると添野さんが、「2時間後に美味しくなるものをイメージして作っています」と教えてくれました。果たしてその秘訣とは?

大塚・おにぎり「ぼんご」再現レシピ&握り方|人気メニューは?【王様のブランチ】

おにぎりにぴったりな具材・お米・海苔・塩の選び方 おにぎりの握り方をマスターしたところで、次はおにぎりにぴったりの具材やお米、海苔や塩は何を基準に選ぶとよいのか、実際にぼんごで使っているものを例に右近さんに伺いました! ■1:具材は「持ち歩くなら塩分の多いもの。すぐ食べるなら好きなもの」を 温かいご飯に入れるため、どうしても生モノは傷みやすくなります。肉などのタンパク質系も実は傷みやすい具材。生野菜や汁気の多いものは傷みやすいだけでなく、水分でおにぎりが崩れてしまうのでNGです。 持ち運びするなら塩分の多いシャケやタラコ、梅干し、煮昆布などがおすすめ。しかし、つくってからすぐに食べるならバリエーション豊かな具材に挑戦できます。「ぼんご」のおにぎりの具材はなんと55種類にもなるそうです。 「定番はシャケとタラコですが、最近は卵黄、そぼろ、筋子が人気メニュー。卵黄は冷凍した卵黄を4時間醤油に漬け込んだものを握った、卵かけごはんのような味わいが楽しめる一品です。おにぎりに入れると潰れてしまうイクラも、筋子にしたらおいしく食べられるんですよ」と右近さん。 中に入れる材料を変えるだけで、いつもとは違う変わり種メニューが出来るのもおにぎりの醍醐味。好きな具材を持ち寄って、ご自宅でおにぎりパーティーを開催する……なんていう楽しみ方もできそうです。 ぼんご定番の具材・シャケと、人気の筋子。たっぷり贅沢に入れます。できあがるのが楽しみ! ■2:お米は「硬めに炊いても、冷めてもおいしいもの」を おにぎりづくりにおいて、ご飯の硬さは重要なポイントです。そのためお米は硬めに炊いても、冷めてもおいしいものを選ぶのがベスト。「ぼんご」では新潟県岩船の棚田のコシヒカリを使用しています。棚田のお米は朝晩の寒暖差が大きい環境で育つため、甘くて独特の歯ごたえがあるそうです。 ■3:海苔は「歯切れのよいもの」を 厚過ぎず薄過ぎない、おにぎりに巻いてしっとりしても歯切れのよい海苔が理想。「ぼんご」の海苔は、食べた瞬間に海苔の香りが口いっぱいに広がる有明産のものを使っているそうです。 ■4:塩は「お米の味を生かす、クセないもの」を お米の味を生かすため、塩はとにかくクセのないものという基準で選びましょう。ミネラル豊富でクセのない沖縄の塩を「ぼんご」では使っています。 まとめ 「ぼんご」流・究極においしいおにぎりの握り方をご紹介しました。「おにぎりは握らない」というポイントに常識を覆された方も多いのでは?

翌日。開店前の「ぼんご」にやってきたカタジーナさん。今日は右近さんがおにぎりの作り方を教えて下さることに。ポーランド料理すら作ったことがなかったカタジーナさんが情熱だけでおにぎり屋さんを始めたことを知り、右近さんは、「すごい。本当にすごい!」と感心しきり。 【ぼんごのこだわりその1】新潟県岩船産のコシヒカリ まず右近さんが見せてくれたのはお米。こちらで使っているのは新潟県岩船産のコシヒカリ。岩船産のコシヒカリは、魚沼、佐渡と並ぶコシヒカリ三大銘柄の一つ。一般的なお米と比べると、岩船産は粒が大きく、おにぎりにすると空気がたくさん入って美味しいそう。 お米を炊く準備にも秘密がありました。お米を水に浸しておく時間は、1時間以上とのこと。しっかり水を吸わせることで芯まで柔らかく、炊き上がりがふっくらするのです。 【ぼんごのこだわりその2】お米は一晩冷蔵庫へ そしてこの後、大事なひと手間がありました。十分に水に浸したお米の水を切り、一晩冷蔵庫へ。冷やすことによってお米の中のでんぷんが糖分へと変化し、この糖化現象によってお米の甘みが格段に増すんだそう。 おにぎりに入れる具材にもすごい裏技が! 大量の卵が水に浸かっているので何かと思えば、実はこれ、殻のまま冷凍した卵を解凍しているところ。 通常、卵の黄身はおにぎりに入れられませんが、一晩凍らせた卵は丸く固まった状態で黄身だけ残るので、これを4時間醤油に漬ければ「ぼんご」の人気メニュー「卵黄の醤油漬け」になるのです。卵黄を具材にするための右近さんオリジナルのアイデア!