冷凍食品の賞味期限の設定方法

ポム の 樹 バター ライス
July 31, 2024, 8:23 am

出典:photoAC 多少賞味期限の切れた冷凍食品はすぐに腐るわけではないのです。賞味期限というのは、消費者がおいしく食べることのできる期間のこと。 ちなみに、消費期限は品質が劣化しやすい食品を安全に食べることのできる期間を表示してあるものです。 そのため、消費期限の表示がある冷凍食品の期限切れの場合は食べるのはやめておきましょう。 消費期限の表示がない場合は、見た目やにおいをチェックして食べられるかどうか判断をしてみるといいかもしれませんね。 ・アイスクリームには賞味期限がない?! 出典:photoAC アイスクリームは-18℃以下の一定温度で冷凍保存しておけば雑菌が繁殖しないため、賞味期限や消費期限の表示義務がありません。 牛乳や生クリームなどが入っていることで「腐りやすいのでは?」という印象がありますが、アイスクリームに含まれている糖分が品質の低下を防いでくれるのです。 ただし未開封の状態で冷凍保存した場合に限るので、開封後は賞味期限に限らず早めに食べ切ってくださいね。 ■冷凍してても食べると危険!注意してほしい4つのポイント 出典:photoAC 冷凍しているから腐ることなく安全!と思いがちですが、実は食べると危険な見逃してはいけないサインがあるのです。早速みていきましょう! ・再冷凍したもの 一度解凍したものを再冷凍することは食材の細胞を壊す原因になります。冷凍前に、1回で食べ切りやすいように小分けにして冷凍し、食べる分だけを解凍しましょう。 ・パッケージが膨らんでいるもの 長期間冷凍庫に入れっぱなしにしておいた食品のパッケージが膨張しているときは、なるべく食べないほうがよいでしょう。食品がきちんと冷凍されず腐敗が進んだせいでガスを発生させている可能性もあります。 どうしても食べるというときには、まず袋から中身をだしてにおいなどをチェックしてから判断しましょう。 ・霜がついているもの 頻繁な冷凍庫の開け閉めを行うことは食品が溶けたり凍ったりを繰り返す原因に。そのため品質が悪くなり味が落ちてしまいます。パッケージに霜がついている場合は食べることもできますが、中身に霜がついてしまっている場合は食べないほうがよいでしょう。 ・冷凍焼けしているもの 冷凍によって水分が抜けて乾燥した状態のことを冷凍焼けといいます。長期間冷凍している場合に起こりやすく、表面の酸化や、パサパサになる状態のことです。食べても体に大きな害はありませんがおいしさがなくなることもあります。 ■冷凍食品をおいしく食べるための上手な保存方法!

冷凍食品の賞味期限 真空

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期限表示を実施する際のガイドラインと、冷凍食品の期限表示作成の際の実施要領を紹介しています。 1. はじめに 我が国は長い間、食品の貯蔵性に関する消費者への情報提供として製造年月日を表示し、この日付を基点として消費者自身が個々の食品の貯蔵性及び喫食限界を判断する仕組みをとってきました。しかし先進国の多くでは供給される食料品の種類、特に加工食品の質・量の変化・増大と、食生活の複雑化・多様化等などから、従来の仕組みでは消費者の食品の安全性、食品選択の利便性などに応えられなくなり、期限表示の制度変更が行われてきました。 我が国でも国内で生産される食品がこのような事態に直面するとともに、輸入食品の増大による海外各国からの食品規制の整合性要求があり、1994年12月27日付の食品衛生法改正省令第78号によりそれまでの製造年月日制度から賞味期限(ないし品質保持期限)または消費期限を表示する期限表示制度に変更されました。その後、2002年7月に食品衛生法とJAS法に基づく表示基準を改定することになり、「賞味期限」と「品質保持期限」の2つの用語が「賞味期限」に統一されるとともに、「賞味期限」及び「消費期限」の定義の統一が行われました。 2. 冷凍食品の賞味期限 真空. 消費期限・賞味期限の定義、期限設定のためのガイドライン等 1. 消費期限・賞味期限の定義 消費期限・賞味期限の定義については、「加工食品の表示に関する共通Q&A(第2集:消費期限又は賞味期限について)平成23年4月一部改正 消費者庁食品表示課」に、次の通り記載されています。 「消費期限」とは、定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質(状態)の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日のことです。 「賞味期限」とは、定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日のことです。 一般的に品質(状態)が急速に劣化する食品には、安全性を欠くこととなるおそれがない期限である「消費期限」を、それ以外の(比較的品質が劣化しにくい)食品には、おいしく食べることができる期限である「賞味期限」を表示すべきと考えらえられます。 2. 食品期限表示の設定のためのガイドライン 食品に期限表示を行うには、製造者等が科学的根拠をもって行う必要があります。そのため、期限表示設定に際しては、「食品期限表示の設定のためのガイドライン 平成17年2月 厚生労働省 農林水産省」を参考にしてください。 このガイドラインでは、次の内容が記載されています。 食品の特性に配慮した客観的な項目(指標)の設定 食品の特性に応じた「安全係数」の設定 特性が類似している食品に関する期限の設定 情報の提供 代表的な試験について(理化学試験・微生物試験・官能検査) 業界団体等が取りまとめたガイドライン及びヒアリング結果の例示(冷凍食品、パン) 3.