子宮がん検診(子宮頸部細胞診・Hpv検査) | 検査結果の見方 | 一般財団法人日本予防医学協会ホームページ

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July 11, 2024, 3:49 am

主に子宮頸がんや子宮頸部前がん状態を発見するための検査です。子宮がんは、子宮頸がんと子宮体がん(内膜がん)に分けられます。 子宮頸がん検査の結果はベセスダシステムと呼ばれる国際基準に従って、以下のいずれかに判定されます。 ベセスダシステム NILM 陰性 ASC-US LISL疑い LISL 軽度扁平上皮内病変 軽度異形成 HPV感染疑い ASC-H HSIL疑い HSIL 高度扁平上皮内病変 中等度異形成 高度異形成 上皮内がん SCC 扁平上皮がん AGC 異型腺細胞 AIS 上皮内腺がん Adeno ca. 腺がん Other malig. その他の悪性腫瘍 子宮頸部細胞診とは 子宮頸がん検査は頸部から細胞を採取し、それをガラス板に塗り顕微鏡で検査します。 子宮頸部がんは、子宮の入り口付近に発生することが多いので、検診で細胞を採取することで比較的容易にがん及び前がん状態を見つけることができます。子宮頸部の管状部分が狭い方(未産婦、閉経後の方など)の場合は、器具を挿入する際に多少痛みを感じることがあります。 『要受診』『要精密検査』と 診断された方へ 対象となった検査項目について、自己判断や放置をせずに、速やかに医療機関を受診し、専門医による診断や検査結果に基づいてご自身の健康の再確認をしていただくことが大切です。 当クリニックでは、健診後のフォローアップを、外来診療でお受けしています。 生活習慣の改善のため、医師との連携のもと、保健師・管理栄養士による指導を実施しております。(セントラルグループにて健診を受診された方は、無料でお受けいただくことができます)

子宮頸部細胞診

腺がん疑い 腺がんが疑われます。早急に受診が必要です。 other 他の悪性腫瘍疑い その他の悪性腫瘍が疑われます。早急に受診が必要です。 HPV検査 HPV検査は「高リスク型 HPV (ヒトパピローマウィルス)」の有無を調べる検査です。子宮頸部細胞診と同時実施が可能です。 子宮頸がんは高リスク型 HPV (ヒトパピローマウイルス)の持続感染によって発生します。子宮頸部の細胞に変化が起き、異形成という細胞になります。異形成は軽度→中等度→高度と進み高度異形成からがんに進行します。 16、 18 型の型別判定と、その他 12 種類高リスク型 HPV ( 31 、 33 、 35 、 39 、 45 、 51 、 52 、 56 、 58 、 59 、 66 、 68 型)を検出します。 その他 12 種類高リスク型 HPV の型別判定はできません。 HPV16型判定 (-) (+) HPV18型判定 HPVその他高リスク C1
子宮頸がんとは? 子宮は西洋梨を逆さにしたような形をしており、上部のふくらんだ部分を体部、下の部分を頸部と呼んでいます。体部にできるがんを「体がん」、頸部にできるがんを「頸がん」といいます。 子宮頸がんは、子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんです。子宮頸部は、性行為や出産などで刺激を受けやすい場所です。 HPV感染 により正常の細胞はダメージを受け、その結果、一部の人では頸部の細胞が異常な変化を起こして異形成という病変になります。多くは正常に戻りますが、そのなかの一部はがんへと進むことがわかっています(下図)。若い女性でも、子宮頸部の細胞がダメージを受ければ子宮頸がんにかかる可能性があります。 子宮頸がんになりやすい原因はあるのでしょうか? 子宮頸がん検診ってどんな検査? | 子宮頸がん | TOKYO女子けんこう部. 細胞にダメージをあたえ、子宮頸がんと関連の深い因子は、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスです。HPVは性交によって感染し、セックスパートナーの多い女性や、性行動の盛んな男性をパートナーにもつ女性は感染の危険度が高いとされています。その他にも子宮頸がんになりやすいとされる因子があり、それらとともに発癌リスクの高いHPVに感染している場合は、頸がんの発症率が高くなると言われています。 子宮頸がんになりやすい因子としては、 (1)初交年齢が若い (2)セックスパートナーが多い (3)多産 (4)喫煙者 (5)ビタミンA、Cの少ない食事 (6)経口避妊薬(ピル)の長期服用者 (7)免疫系の低下 などがあります。 子宮体がんとは? 子宮は西洋梨を逆さにしたような形をしており、上部のふくらんだ部分を体部、下の部分を頸部と呼んでいます。体部にできるがんを「体がん」、頸部にできるがんを「頸がん」と言います。体がんの好発年齢は50〜60歳で、子宮頸がんに比べ高年齢の傾向にあります。 子宮体がんの発生には、女性ホルモン、特にエストロゲンが深く関わっていると言われています。きちんと排卵している人は、エストロゲンとプロゲステロンがバランスよく分泌されていて、このホルモンの働きで子宮内膜が剥離(月経)と再生を繰り返します。しかし排卵のない人や閉経後の人は、プロゲステロンの分泌がないので、このバランスが崩れてエストロゲンだけが過剰に働き、その結果、子宮内膜は増殖を続けます。この状態が、がんの発生と密接な関係にあると考えられているのです。 どのような症状が出るのかしら?