結腸がんの手術:がんナビ
本厚木 駅 から 東海 大学 前 駅結腸がんの手術方法 がんの手術では、周囲リンパ節への転移を考慮してがんの主病巣とともに近隣のリンパ節を切除することが一般的です。この手技は「リンパ節郭清術」と呼ばれます。がんの深達度(いかに深く大腸の壁内にがんが浸潤しているか)に比例してリンパ節へ転移する可能性が高くなるため、手術では術前の病態に応じて適切な範囲のリンパ節郭清を行います。すなわち大腸がんの手術では、がんの主病巣とともに転移している可能性の高いリンパ節を一塊として大きく切除します。 2.
大腸がん手術の入院期間(日数)はどのくらい?
大腸がんの手術方法は、がんの場所が結腸か直腸かによって若干異なります。結腸がんと直腸がんの場合に分けて、手術方法について詳しく解説します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 結腸がんの手術では、がんから口側と肛門側に"安全域"としてそれぞれ約10センチメートル離して大腸を切り取ります。それと同時に、がんが転移している可能性のある範囲のリンパ節を切除します。これを「リンパ節郭清(かくせい)」といいます。その後、残った腸同士をつなぎ合わせます(詳しくは 「大腸がんの手術の基本」 参照)。 切除する腸の場所とその範囲によって、手術にはそれぞれ名前がついています(図4)。 腸をつなぎ合わせる方法には、大きく分けて、 (1)針と糸を使って手で縫い合わせる方法 (2)"吻合器"と呼ばれる器械を用いる方法 の2種類があります。 大腸の主な役割は、腸の内容物から水分を吸収して便の形をつくることです。栄養分の消化・吸収はそのほとんどが小腸で行われます。そのため、結腸がんの手術では約20センチメートルの大腸を切除しますが、栄養分の消化・吸収にはほとんど影響はありません。 また、大腸は約1. 5~2メートルの長さがあり、そのうちの約20センチメートルが手術でなくなっても、水分を吸収する役割は十分果たせます。ひどい下痢になったりすることは通常ありません。 結腸がんの手術では、標準的なリンパ節郭清を行った場合でも、身体に影響はほとんどありません。そのため、結腸がんの手術では、日常生活に大きな影響が出るような後遺症はほとんどありません。 [参考サイト] ・ 大腸癌研究会「患者さんのための大腸癌治療ガイドライン2014年版」
大腸(直腸・結腸)がんの用語や治療方法、副作用を解説します │ 駒込病院 スタッフコラム
進行してしまったがんをメスで切除して治療を行なう手術療法。ここでは、主に開腹手術について紹介します。 参照元:国立がん研究センター がん情報サービス 大腸がん「治療」 参照元:がん研有明病院 大腸がんに対する腹腔鏡下手術 参照元:藤田 伸、島田安博(2011)『国立がん研究センターのがんの本 大腸がん』小学館クリエイティブ. 参照元:福長洋介(2016)『よくわかる最新医学 大腸がん』主婦の友社.