【読んだ本】 シリコンバレー式 最強の育て方/世古詞一|クリタトオル|Note

箱根 きた の 風 茶寮
July 31, 2024, 8:35 am

世古 : VOYAGE GROUPで人事をしていた頃から、1on1をやっていました。その時は「月次面談」と呼んでいましたが、結構ゆるい感じで 「月一くらいちょっと話そうよ」 といった具合に。ただし、仕事についてや健康状態についてなど、最低限ヒアリングする項目は決めて臨んでいました。それが今から10年前くらいでしょうか。まだ、1on1という言葉も浸透していなかった時ですね。 河内 : その後、VOYAGE GROUPで1on1はどのように浸透していったのでしょうか? 世古 : 強制的に実施させることはしませんでしたが、常に推奨していました。組織課題があると1on1の実施を進めたり、新任マネジャーには、必ず1on1の目的ややり方をレクチャーしました。半年に1回行っていた社員への満足度調査で、1on1のことをヒアリングした際には、 1on1を実施している社員は、していない社員より上司や評価、会社への満足度が圧倒的に高いことがデータからもわかりました。 河内 : なるほど、データでも1on1による効果が見えてきていたのですね。VOYAGE GROUPが「働きがいのある会社」(※)に選ばれ続けていることと1on1は関連性があるんでしょうか?

シリコンバレー式 最強の育て方 ―人材マネジメントの新しい常識 1 On1ミーティング― | 日本最大級のオーディオブック配信サービス Audiobook.Jp

月30分の対話で、社員が 自分から動く やる気が続く いきなり辞めない Google、ヤフーなど業績が伸びている会社では、既に当たり前! 「働きがいのある会社」3年連続1位の 会社で実証した著者のノウハウを公開!

【感想・ネタバレ】シリコンバレー式 最強の育て方 ―人材マネジメントの新しい常識 1On1ミーティング―のレビュー - 漫画・無料試し読みなら、電子書籍ストア ブックライブ

この本を一言で言うと... 1on1ミーティングのメリットや具体的方法について学べる本 読んで学んだことは... ① 1on1ミーティングで実現する8つのこと 1. 上司と部下の間に揺るぎない信頼関係が生まれる 2. 心身が不調で休職になるところだった部下が、早期の対策で生き生きと働き出す 3. やる気のなかった部下が自発的に働くようになる 4. 評価査定の後、不機嫌になる部下がいなくなる 5. 仕事に飽きてきた優秀な上位2割が、再び情熱を持って業務にチャレンジを始める 6. シリコンバレー式 最強の育て方 ―人材マネジメントの新しい常識 1 on1ミーティング― | 日本最大級のオーディオブック配信サービス audiobook.jp. 後手の対応から先手の対策へと人材マネジメントが変わる 7. 部下からの「ちょっといいですか?」のMTG時間が本当にちょっとになる 8. びっくり退職がなくなる ② 1on1ミーティングで話すこと ● 信頼関係づくりステージ 1. プライベート相互理解 → 家族や学生時代の話、秘密や価値観まで。 2. 心身の健康チェック 3. モチベーションアップ → モチベーション低下の要因を取り除くには「漠然とした不安を聴ききる」 → モチベーション向上の要因を高めるには「変化や良かった点をほめる・承認する」 → 間接ほめ(AさんがBさんのことほめてたよ)は最高のほめ方。「最近いいなって思う人いる?」を口癖にする。 ● 成長支援ステージ 4. 業務・組織課題改善 → 緊急度は低いが重要度が高いものを扱う。 → 業務改善(現状業務の把握・現状業務の改善)・組織改善(組織への貢献) → アドバイスは我慢する。私に教えてくれないか?のスタンスで。 5. 目標設定/評価 → 目標設定時は、目標を通して部下が得られることを伝えることで納得感を生み出す。キャリアや人生において何が得られるか・組織やメンバーにどのような影響を与えるかをリアルに想像させる。 6. 能力開発/キャリア支援 → 業務上の行動を振り返り、抽象的概念化(発揮した能力を言語化してあげる)によって気づきを学びにする。それを次のアクションに結びつけさせる。 → 将来像は「会社での将来像」「ビジネスパーソンとしての将来像」「家庭や地域での将来像」に分けて聞く。 7. 戦略・方針の伝達 → 部下が出席できない会議での情報などを部下に分け与えることで、自ら考え行動できるようにする。情報は「決定事項」「それに至るプロセス」「上司のメッセージ」の3つ。 読んで思ったことは... 1on1の本質は「接触機会を増やすことで、多様性に対応する」ことにあると解釈した。 仕事やキャリアに対する価値観や、置かれている家庭環境などは本当に多様化している、と肌で感じる。このような状況で個々のメンバーと組織が最大限のパフォーマンスを発揮していくためには、やっぱりメンバー1人1人に対してきちんと目を向けて、理解して、フォーカスする時間が必要。 だから、マネージャーは人材マネジメントの1つのフレームワークとして1on1を捉えるのではなく「1人の人間としてメンバーと向き合う時間」と捉えてもいいと思う。もちろん、実際のコミュニケーションはもっと和やかで良いのだけど、心のどこかで「人として向き合う」という感覚は持っていて間違いないと思った。 この本は、そのための具体的な観点や質問事項がまとめられていて、とても実践的。自分が1on1をするタイミングで何度も見返したい1冊でした。

Posted by ブクログ 2021年07月22日 やり方よりもあり方という巻末のまとめにとても共感できた スキルを身につける動機が、部下のために貴重な時間にしたいと思う気持ちであれば、自然と相互理解は進むのではないかと感じた 自分も上司にこんな風に関わってもらいたかったなと思う 1on1という言葉だけが先行して、コミュニケーションすらままなら... 続きを読む ない上司がまともに面談も出来てない中では、まずスキルを身につけることも大事なんだと思う 少なくとも自分は部下の成長に寄り添える上司になりたい 持 このレビューは参考になりましたか? 2020年12月22日 この1年間、毎月の1 on 1に取り組んでいたところだった為、大変参考になった。 関係作りの為の質問集、チェックシートの事前作成、いかに部下をのせる工夫(How)に力を入れるか等。これまで自分の努力や準備が不足していたことを痛感。早速年明けの1 on 1で実践したい、 2020年11月28日 『シリコンバレー式 最強の育て方 〜人材マネジメントの新しい常識〜』著 世古詞一 ☆要約 ①月30分の1on1面談が部下をやる気にさせる ②1on1のゴールは部下がすっきり感や納得感を得ること ③そのために上司は聴くことに徹底すること ノウハウの考え方だけでなく、 職場でありそうなシチュエーショ... 続きを読む ンから、 具体的な聴き方まで書いてあり、 良好な関係構築のメソッドがぎっしり詰まった名著です。 ☆さいごに、タカユキ的補足 この本では、 あくまで、面談相手(部下)が主役であり、 相手がすっきりするか、前向きな気持ちになるかを、ゴールとしています。 人から言われたことや会社から決められたことに一生懸命になれる人なんて、少数派です。 面談を通して、自発的に気づきを得て、行動起こし・継続できるようにサポートする。 これこそがまさに人材マネジメントなんだと考えさせられます。 以上です。 ありがとうございました!