名古屋のお嫁さんのお菓子「嫁菓子」 - 名古屋と旅と、ときどきひとり言 〜ことばで残したい〜

渋谷 区 芸能 プロダクション パワハラ
July 11, 2024, 9:40 am

こどもの頃、時々、お嫁さんを見に行く週末がありました。 お嫁さんが自宅で、白無垢姿を近所の人にお披露目するというもの です。 具体的に説明すると、 お嫁に行く日に、お嫁さんは仏壇のある広い 和室に白無垢姿でいて、見に来た人は並んで一緒に写真を撮るとい う。 お嫁さんは本当に美しかったです。 真っ白な衣装って子供の頃、そうそう見る機会はなかったので、あ の真っ白の衣装、さらに真っ赤な口紅はとても印象に残りました。 そして、なんと言ってもその後に頂ける「嫁菓子」がすごかったんです。 「こんなにたくさんもらっていいんだろうか...... 涙」 と嬉しくて嬉しくて。今でも強烈に覚えています。 なぜなら、私は三姉妹で、何かお菓子やおもちゃをもらったら3人で分けると いうのが当たり前でした。 でも、「嫁菓子」は違います。 一人一人 にちゃんともらえるんです。その嬉しさといったらこの上なかった です。しかも駄菓子とかじゃなくて、美味しいお菓子が入ってます。 だから私にとって、結婚はイコールあの、あの日に家族で見に行っ た真っ白な白無垢を着ていたお嫁さんであり、 嫁菓子をくれたあのお嫁さんなんです。 だから和装がいい、というのがあるんです。 すごいですよね。 小さいときの記憶って、こんなに強烈なんですね。

お嫁さん菓子 | 有限会社沢商店|丹後 宮津市 お嫁さん菓子 詰め合わせ

なんと、但馬や淡路を擁する「関西」地方の「 菓子まき・ 菓子配りとも行った」と「菓子配りのみ行った」の合計が4. 2%。 これって全国平均のそれよりちょっと低いのです。 そして、全国ランキングTOP3は、 1位 富山・石川・福井 22. 4% 2位 東海 12. 2% 3位 四国 10. 8% ということなのです。…桁が違う! ちょっと地域分けが独特ではありますが、まあそれは今は置いておきましょう。 もちろん、「菓子配り」で配られるお菓子の内容には多少のばらつきがあるかもしれませんが、現金でも野菜でもなく「菓子」を「配る」点では共通。 これは「但馬地方独自の風習だ」と思っていた人たちにとっては衝撃的な現実です。 さあ、このブログを読んだあなた。 明日からは「嫁さん菓子?あー、全国にあるらしいね。北陸では5組に1組が配ってるらしいね!」と鼻高々にうんんちくを披露してください! その他気になった調査結果 菓子まき・菓子配りの由来・成り立ちについては、決定的な記述は見つけられませんでしたが、愛知県史には「嫁入り道中の際の儀礼的な妨害に対して振る舞われたものと思われる」という記述があるそうです。(孫引きですみません) 「儀礼的な妨害」というのがかなり「?」ではありますが、婚礼儀式を円滑に進めるための演出、ということでしょうか? 私が感じた「嫁さん菓子」の素晴らしさ 私自身が結婚したときにご近所さんに挨拶しながら配って回った経験から、やはりなんと言ってもご近所さんとの円満なファーストコンタクトを演出するのが現代風「嫁さん菓子」だと感じました。 その他、大人数の職場に勤めている人なら、朝早めに出勤して同僚のデスクの上に嫁さん菓子をそっと置いておくと、報告をする会話を始めるきっかけにもなります。わざわざ言うだけ言いに行くのも「おめでとう」って言ってほしいみたいで不自然ですしね(笑) では、なぜ「お菓子」なのか? これは勝手な推測ですが、古来からお菓子は「珍しいもの」「貴重なもの」でありました。 しかも、子供から大人まで、一瞬でみんなをハッピーな気持ちにさせることができます。 そこから、ハレの日を彩る特別な存在として物的に豊かになった今日までその存在感が維持されています。しかも世界中で。 ということで、お正月も、誕生日も、クリスマスも、もちろん結婚式も、お菓子が用いられる。古今東西問わず当然のチョイスだったのではないでしょうか。 以上、林の嫁さん菓子考でした!!!

朝晩はまだ少し肌寒いですが、日中は爽やかなお天気が続いていますね。 梅雨までこの天気をしっかり楽しみたいところ。店の前のツツジも満開です。 お久しぶりです、お菓子の港や、洋菓子担当の林です!! 間があいてしまい申し訳ありませんm(__)m さて、昨日付の神戸新聞ネット版に掲載されたこちらの記事をご覧ください。 「 幸せの味 あなたの地元に「嫁菓子」ありますか? 」 一見、淡路島に独自に伝わる「嫁菓子」について書かれているようなのですが、 ・個包装のスナック菓子、クッキーなど10個前後を詰め ・披露宴の引き出物に入れたり ・招待客が退場する際に花嫁が手渡したり ・結婚の報告をする際に職場で配る人もいるとか など、但馬人ならば「あ、嫁さん菓子のことか」と同じ文化が兵庫県の北と南の端それぞれにあることに驚かれたのではないでしょうか。 (記事の中盤に全国で見られる一例として但馬地方やその他も取り上げられてはいますが。。) そうなんです。 但馬にもれっきとした「嫁さん菓子」の風習があります! もちろん、弊店でも取り扱いございますのでご入用の際は… いや、それは今回はあえて置いておきましょう。 この「嫁さん菓子」、「お嫁さん菓子」とか「婚礼菓子」とか言われることもありますが、本稿ではひとまず個人的に言い慣れている「嫁さん菓子」で統一します。 さて、この「嫁さん菓子」について、但馬人の認識は数パターンあると思います。 ①但馬独自の風習である ②丹後や北陸にもあるらしい ③名古屋の方にもあるらしい ④その他(?) 我が家も商売上扱っているので、全国に点々とある風習だということは聞いたことがあったのですが、正直具体的には知りませんでした。 (うちの両親でさえも今回の神戸新聞を読んで、「淡路島にあるのは知らなんだ」とのこと。) そこで、この「嫁さん菓子」について調べてみました。 この調査方法については話すと長くなるので今後別の機会に紹介するとして。 ・全国にどのように分布しているのか ・どのような成り立ちなのか ・それぞれの地域の風習につながりはあるのか このあたりが分かれば面白い記事が書けるなと思ったのですが、調査は思いのほか難航。そして、頓挫。笑 とはいえ、ひとまず全国各地でどの程度実施されているかは大まかには知ることができたので、ご紹介します。 結婚のことならゼクシィ!! リクルートブライダル総研「結婚トレンド調査」 ここに、過去6年間に結婚したカップルが「菓子まき・菓子配り」を行ったかどうかに関する調査があります。 上記URLの下方に「 結婚トレンド調査2016 報告書(関西) 」というのがありまして(全国各地方版もあり、共通して)p57に「菓子まき・菓子配りの実施状況」に関する調査結果が掲載されています。 その中から全国を俯瞰できる表を抜粋。 え、、よそってそんなにすごいの!?