二 人 暮らし 食器 棚
て つの くじら 館 おみやげ伊藤まさこ 『あの人の食器棚』 | 新潮社
一人暮らしの食器収納方法のポイントとおすすめのワンルーム用食器棚・レンジボードはいかがでしたか? 毎日使うキッチンだからこそ、料理や片付けが楽しくなるような場所にしたいですね。 スペースに余裕がなくても、工夫次第で収納スペースを増やしたり、使い勝手の良いキッチンを作ったりすることができます。 あなたも是非お気に入りの食器棚やレンジボードを使って、オシャレで素敵な空間を演出してみてくださいね。 関連記事
1. 老後のキッチンは狭いほうがいい? キッチンが広いと掃除が大変。 いくらモノが少なくても、キッチン空間が広ければ それだけ掃除をしなければなりません。 油を使った料理を作ったあとは、油汚れはガステーブルや換気扇だけじゃないですよね。 調理台やキッチンの床までベトベトに。 時には、キッチン丸ごと拭き掃除が必要になってくるんです。 我が家のキッチンは、ガステーブルの反対側に冷蔵庫や食器棚があるので そこも時折、拭かないと不衛生になるんです。 キッチンの広さは、幅2m25cm×奥行120cm。 今まで1番大きいキッチン。 以前、住んでいたマンションのキッチンは狭く 大人2人、並んで作業はできないくらいでした。 だから、結婚の時に親に買ってもらた大きな食器棚と使わない食器を処分。 「こんなに狭いんじゃ料理するのがタイヘンだ! なんでキッチンの広さを確認しなかったんだろう」って後悔したぐらいです。 しばらくは、この狭いキッチンの不満を、タラタラと言っていたんだけれど 妙に使い勝手がいいんじゃない? キッチンの流し台の反対側には冷蔵庫、食器棚、電子レンジが横一列に並んでいたので 調理しながら、振り返ればすぐに、冷蔵庫から食材を取り出せた。 食器を洗ったら、振り返ると食器棚にしまえた。 家事動線に無駄がなく、油を使った料理をしても 掃除する場所も、少なくてすぐに終わってしまう。 今のキッチンは、広くて、大人2人で作業してもぶつかることはありません。 しかし、これから夫婦2人分の食事の支度と、掃除を考えたら 小さいキッチンで十分なのです。 母はよく「あなたたち家族が来た時のために、布団や食器は十分に用意してあるから いつでも遊びにきてね」と言っていました。 私たち一家が帰省したのは、片手で数えるくらい。ほとんどが私一人での帰省です。 そのために、食器を揃えておくのはムダなこと。 さらに、体が思うように動かなくなってからの断捨離は 子どもに手伝ってもらうか、お金を出して業者にお願いすることになるんです。 2. 実家のキッチンを見れば、老後がみえてくる 実家の母は80歳をこえる高齢者で、自分のことはある程度できるけれど 膝が悪く屈伸動作ができないので、キッチンでの作業も限られてきています。 流し台の下は、ステンレス製のボールだけでも大小あわせて10個 雪平鍋は6個、フライパンが5個と、二人暮らしには多すぎる調理道具です。 我が家でもこんなにありません。 調理台には、ミキサーやコーヒーミルにトースターと家電製品も並んでいるんです。 しかし、これらを断捨離したくても 足を曲げるのがカンタンではない母にとってはムリなこと。 食器棚も母が手の届くところの食器しか使えません。 さらに、年を取ってくると、食が細くなってきて 「ご飯に味噌汁、お魚と野菜の煮物があれば十分よ」と、なってしまうんですよね。 メニューの幅が小さくなることは、それだけ調理器具だって必要最低限で 間に合うことになるでしょう。 まな板、包丁、おたま、へら、キッチンバサミ、さえ箸とフライパンやお鍋だって 1個~2個づつあれば、シンプルな料理は作れます。 この冬、帰省した時母は「台所に立つのも億劫になってきてね。 そろそろ、お食事の宅配でも頼もうかと思っているの」と言っていました。 食事の支度は、短くても20分はキッチンに立ちっぱなし。 私でさえも疲れた時は「今日は、夕飯を作りたくないから、レトルトで我慢して!