世界最後の日 (せかいさいごのひ)とは【ピクシブ百科事典】 – 本 好き の 下剋上 カミル

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July 31, 2024, 1:08 am

進化の行き着く果て。 そうか、そうだったのか…。 (視聴者にわかるように説明しろ) 国連軍 ▲バヴェルタワー 国連軍の開発した陸上戦艦。世界中のスーパーロボットを内蔵した動く要塞である。 ゲッター線吸収能力を有するが、真ドラゴンとの戦いで大破した。 ▲クジラ 弁慶ら真ゲッターチームが使用する、名前の通りの姿をした万能空母。 ニューヨークでの戦いで弁慶が自爆させ、インベーダーを殲滅。 ▲BT-23MKⅡ(ビート) アメリカで開発された汎用量産型 ロボット 。 日本 軍も採用しており、渓や凱も乗った。 最終回では宇宙用に改造されて登場。 ▲ステルバー アメリカ軍所属の量産型可変戦闘機。 原作漫画にも出てくるが、チェンゲではあまり扱いが良くない。 ▲ステルボンバー 重爆撃機型のステルバー。 真ドラゴンに一撃でやられてご臨終。量産されていたのか12話で再登場した。 「これからWiki篭りが迎えるものこそ、編集という名の希望なのか」 「はたまた放置という名の」 『絶望 か! !』 『それは神 のみぞ知る! !』 「だが、報いは受けなければならん…! そう、その本質が何であるか知ろうともせず、 無限のエンターテイメントよとアニヲタWikiを弄ぼうとした愚かな者達よ! さあ、Wiki最後の夜明けに懺悔せよ!! ぬぁあはははははははぁぁぁ!! 」 「うるせぇぇっ!! それはてめぇのやるこったぁぁぁぁぁ! !」 「竜馬! 真ゲッターロボ 世界最後の日 - アニメ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksアニメ. ?」 「久しぶりだな、ジジイ!! どうやって立てたかは知らねえが、今度こそ追記・修正してやるぜぇぇぇっ! !」 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 最終更新:2021年06月25日 16:44

真ゲッターロボ 世界最後の日の最終話 - 初回・最終回まとめ@Wiki(エンディングドットコム・ミラー) - Atwiki(アットウィキ)

『 真ゲッターロボ 世界最後の日 』とは、 OVA 版「 ゲッターロボ 」 シリーズ の一作 目 である(全13話)。 ちなみに「 真 」は「 チェンジ !

真ゲッターロボ「世界最後の日」 ** ストーリー第13話(最終話) **

原作の永井豪と石川賢の作風を再現しているので、キャラクターやメカのデザインが秀逸。ストーリーも良い! そして不可能だと思ってたゲッターの合体シーンを「細胞が増殖」するかのような表現で見事に再現! 真ゲッターロボ 世界最後の日の最終話 - 初回・最終回まとめ@wiki(エンディングドットコム・ミラー) - atwiki(アットウィキ). 合体時にゲッター2の目が見開くシーンは鳥肌モノでした✨ オープニングとエンディングの曲も好き😊 1〜3話 描きたくない絵を描かないことの大切さを 教えてくれる 2021年に新作が発表されるので、期間限定で配信された「真(チェンジ! )ゲッターロボ 地球最後の日」全13話完走。90年代にOVAでリリースされてたものである。小学校低学年で見ていたオリジナルの設定をベースにしなからも、ボディスナッチャー異星人の侵略で破滅した地球を舞台に、新旧ゲッターチームと生き残りのスーパーロボット軍団が立ち向かう姿が描かれる。 冒頭から説明抜き。問答無用のストーリー展開は、なんで?と思っている視聴者を力技でねじ伏せる。マッドサイエンティストと化した早乙女博士が、究極のゲッターマシン真ドラゴンを覚醒させる。その暴走を食い止めようとする神隼人、弁慶、武蔵、そこに無実の罪で投獄されていた竜馬も加わる。新たな登場人物とその出生の秘密。 竜馬の風貌はほとんどバイオレンス・ジャックだし、怪物に取り込まれた人々の顔が並ぶトラウマ級の恐怖(デビルマンの原作に出てくるやつやん…🥶)、嫌悪感しか感じないクリーチャーの数々、紅一点のいやーん♡な場面などなど、永井豪作品のお約束は守りつつも、全体は悲壮感が支配するシリアスさ。 ミチルさんの死の真相はなかなか示されないし、早乙女博士が事態を「説明してやろう」とか言いながら、そのまま2話くらい放置される展開に呆れながらも、いつしか引き込まれる。そしてクライマックスで、真ドラゴンがその全貌を現す。 4話以降登場する、影山ヒロノブのOP曲「HEATS」のアツさが何より素晴らしい。これカラオケで歌いたい! 必殺技の名前や合体場面の台詞を一緒に叫びたいくなる気持ち、よーくわかります。オリジナル見てた頃の幼き自分は、テレビに向かって叫んでたんだろか😅 近未来、宇宙に進出した人類は未知なる敵であるインベーダーたちと死闘を繰り広げていた。 そんな中、早乙女研究所の早乙女博士がゲッターチームのリーダー流竜馬に殺害される事件が発生した‼︎ ゲッターチームのその後や新たなゲッターロボの戦いを描いた世紀末SFロボットアクションアニメーションシリーズ。 早乙女博士が敵役として登場したりオリジナルの主人公である竜馬たちとは違った主人公たちであるゴウやケイなどの活躍を描けていた点はなかなか面白かった。 またスプラッター描写などもかなり多くて非常にロボットアニメにしては血みどろな展開が多かった。 ブラックゲッターの活躍や最後の宇宙での戦いなど見所も非常に多いOVAとしてはなかなかの出来の作品だった。 (C)1998永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会

真ゲッターロボ 世界最後の日 - アニメ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksアニメ

の理由では後の 作画 の使いまわしの頻度からいえば、とても説得 力 のある理由だと言える。 おまけ に 監督 が変わったためか、4話からあきらかに作 風 が変わっており、 今川 節として特徴的な「そう!」という強調文はだいぶ減った。 2. の説は それな ら最初から 今川 監督 に頼むわけが 無 いという意見も見受けられるが、裏を返せば「ここまで変えられるとは流石に………」と 孔明 にも予測出来ないような 改 変度合いに大きく引かれてしまった可 能 性もある。 あるいは両方が重なって問題視されたという パターン も考えられるが、 公式 はだん まりを 決め込んでいるので 真 相は闇の中である。ただし 今川泰宏 が関わっていたとされる有 力 な 情報 として、後の 真マジンガー における メカ デザイナー 野中 剛はこう 語 っている。 今川 監督 にかかれば、 ブラックオックス だって ゲッターロボG だって ロケットパンチ だって大量生産余裕です! よって 今川 ファン からは「 今川 ゲッター 最後まで見たかった」という 声 も聞かれるが、おそらくあの 調子 で OVA をつくっていたら採算が合わなくなって 打ち切り になる可 能 性は十分考えられたと思われる。 ジャイアントロボ の OVA が 完結 まで数年を要したことからもその可 能 性は高い。 それでも見たいと思ってしまうのは 今川泰宏 に魅入られてしまった者達の サガ なので気にしてはいけない。 後に 真マジンガー で正式に復帰するが、作 風 はよりはっちゃけたものになっていた。 バンビ ジュ「 まるで反省していない…………! 真ゲッターロボ「世界最後の日」 ** ストーリー第13話(最終話) **. 」 元ネタ 石川 漫画 で 恐怖 の 象 徴とされているドグラ 隼人 の UFO 魔獣戦線 で 十三 人の 使徒 を導いたモノ 竜 馬 、コーウェン、 スティンガー それぞれ来留間慎一、 シャフト 博士 、 バル ビア 博士 コーウェンと スティンガー の 合体 したやつ ラ=グース 細胞 関連動画 関連商品 関連チャンネル 関連項目 OVA 物理法則もあったもんじゃねぇな HEATS アニメ作品一覧 スーパーロボット大戦シリーズ登場作品の一覧 ニコニコ動画公式配信アニメ作品一覧 ページ番号: 4144804 初版作成日: 09/08/21 23:53 リビジョン番号: 2927789 最終更新日: 21/06/20 22:51 編集内容についての説明/コメント: スタッフ追記 スマホ版URL:

masayasu240 2012/05/02 08:51 笑えない突っ込みどころ満載だが熱い! 原作ファンを突き放す思い切ったキャラクター設定に理解し難いストーリー。 作画崩壊なのか意図的なのか紙一重の作画クオリティ。 笑えない突っ込みどころ満載だが、 二代目OPの「HEATS」とゲッターのカッコよさに 思わず、「チェェェンジ! ゲッタァァァーーー!!! !」と叫びたくなります。 ムラー 2012/05/02 08:50 考えるな!感じろ! 的作品かな? 私のようにあれこれ考えずに 楽しむ人にはいい作品かも。 ダイナミックプロらしい作品。 お得な割引動画パック

真ゲッターロボ 世界最後の日の最終話 地球外生命体・インベーダーの陰謀で邪神と化した究極のゲッターロボ「真ドラゴン」は、新・旧ゲッターチームの死力を尽くした戦いにより人類の手に取り戻され、地球全土を覆っていたゲッター線は真ドラゴンに吸収された。しかし、その代償に全ての力を使い果たした新ゲッターチームの一人・ 號 ( ゴウ) が息絶えてしまう。 一方、旧ゲッターチームとの戦いに敗れながらも難を逃れていたインベーダーの首魁・コーウェンとスティンガーは木星圏に脱出。偽ゲッターロボGのゲッター炉心を使って木星の核融合を促し、ゲッター線を放出する「ゲッター太陽」に変える。 さらに木星の衛星 ガニメデ を地球に衝突させようとするコーウェンとスティンガー。これを食い止めるため、旧ゲッターチームは真ゲッターロボで宇宙に上がった。 ガニメデ破壊を阻もうとするインベーダーの大軍団が人類軍を襲う。そして、新ゲッターチームの 車 ( くるま) 渓 ( ケイ) がインベーダーの猛攻に晒され絶叫した時、號と真ドラゴンも復活を遂げようとしていた……! 閃 光!! 進化の果て! 宇宙空間。 真ゲッターロボ(真ゲッター 1 ( ワン) )が迫り来るガニメデと対峙している。 竜馬「っ…… くそぅ! 表面からではダメだ……」 隼人「竜馬! オープン・ゲットしろ」 弁慶「何をする気だ、隼人! 」 隼人「ゲッター 2 ( ツー) で中に突入してから、ストナーサンシャインを撃つ!! 」 それを聞いた竜馬が不敵に笑う。 竜馬「フッ、乗ったぜ。オープン・ゲットッ!! 」 隼人「チェンジ・ゲッター2!! 」 真ゲッター1が三機の真ゲットマシンに分離し、真ゲッター2に再合体。 隼人「ドリルハリケーン!! 」 右腕に備わったドリルを回転させてガニメデに突っ込み、そのまま掘り進んでいく。 激しい衝撃に耐えながら、ガニメデの中心核に到着したところですかさず真ゲッター1にチェンジ。 ガニメデの中心核は、ほとんどインベーダーの卵巣の如き状態と化している。 竜馬「チェーンジゲッタァ──ッ、1!! 」 真ゲッター1の両掌の間にゲッターエネルギーの光球が発生し、どんどん肥大化していく。 竜馬「行くぜぇ!! ストナァァァ──ッ・サ────ンシャインッ!!! 」 インベーダー目掛けてストナーサンシャインを投げつける真ゲッター1。 だが、ストナーサンシャインはインベーダーの一匹にたやすく受け止められ、逆に撃ち返されてしまった。 竜馬「なんだとっ!?

ちょっと勘弁してくれよ。 ベンノはどうして いつも俺が目を付けた人材を引き抜いていくんだ!? ルッツがいれば十分だろう! ?」 「それを言うなら、そっちにはトゥーリがいるから十分だろうが! これは適材適所と言うんだ!」 レナーテ 「早く決めちゃいなさいよ」 結構勝ち気な子だねレナーテ。 自分で決めること、周りは急かさないことをトゥーリが言ってくれる。 「あははは、それは災難だったな。どっちの旦那様も引かないから」 ルッツは笑って労ってくれた。 こんなお兄さんがほしいなと思う。 「 ……ルッツはさ、トゥーリと結婚するの? もうちょっとしたらトゥーリも成人だろ? なんか、周囲が盛り上がってるみたいだけど」 大出世してるけど二人とも元は貧民街の者。 ちょうど良いと両家の間では考えられている。 「まぁ、周囲が盛り上がってるのは知ってるし、 それが無難なのはわかるけど、 どうだろうな? しばらくは難しいと思うぞ。 トゥーリ、失恋したところだし 」 うおう?!誰に?! 「オレはトゥーリの話よりカミルの話が聞きたい。 もう決めたんだろ? そんな顔をしてる」 「 オレはプランタン商会がいい。 街を守るより、髪飾りや布を売るより、 本や玩具の方が好きだから」 「……狙い通りに本好きに育ったか。さすがマイン」 「え?」 「何でもない」 ルッツは意外と隠し事が多い。 本人がその気なら親と旦那様の許可を取り、ルッツが教育してくれる。 未成年だから冬は城にも上がれないし余裕がある。 覚えることが沢山あるのは楽しいカミル。 親の応援がないと厳しいと、ルッツ…。 大丈夫だ。父さんも母さんも話せばきっとわかってくれる。 「ルッツ、オレ、頑張るから」 「おぅ、頑張れ」 魔力があるとパルゥ狩りが早い?? 「オレ、春になったら一度孤児院のローゼマイン工房へ見学に行けるかもしれない。 プランタン商会に入る気があるなら、 ローゼマイン様に 見学許可を申請してくれるって、 ルッツが言ったんだ」 ディルク「本当に? うわぁ、楽しみだな」 将来的にはディルクやコンラートと一緒に仕事ができるかもしれない。 それはとても素敵なことだった。 今はちょっと難しい時期だから。 ギルルッツだけじゃ孤児院の新参は通してもらえないかもしれやい。 出て行くより入る時の方がきびしい。 ギュンター「今度からは一度こっちに話を通せ。少しは融通が利くからな」 「ギル、これをローゼマイン様に」 「あぁ、氷室に保存して 必ず召し上がってもらう 」 「頼んだ」 パルゥを一つ採るのもすごく大変なのに。 父さんはいつもそれをローゼマイン様のためにポンと孤児院の人に託す。 ディルクとコンラートもそうだけど、 ローゼマイン様に目をかけられているオレの家族は 皆ローゼマイン様が好きすぎると思う。 ……あぁ、オレのパルゥが減った。 「話があるんだ」 とカミルが言ったら重々しい空気になる。 「どんな話だ、カミル?」 反対されるかもしれない、 「父さん、母さん。オレ、 ルッツと一緒に本を作りたい!

ちょっと勘弁してくれよ。ベンノはどうしていつも俺が目を付けた人材を引き抜いていくんだ!? ルッツがいれば十分だろう! ?」 「それを言うなら、そっちにはトゥーリがいるから十分だろうが! これは適材適所と言うんだ!」 オレが悩んでいる間に二人の旦那様が口喧嘩を始めてしまった。おまけに「早く決めちゃいなさいよ、カミル」と、横からレナーテに急かされる。決まらないとこの二人の言い合いは終わらないらしい。 困り果てたオレは助けを求めてトゥーリを見上げた。オレの視線に気付いたトゥーリが近くに寄って来て、小さく笑いながら優しくオレの頭を撫でる。 「カミル、そんな顔をしなくても洗礼式までまだ時間があるからゆっくり考えればいいよ。どの職業に就くかは一生を大きく左右するからよく考えて自分で決めなきゃダメ。他人の意見を参考にするのは良いけど、誰かがこう言ったからって言い訳の材料にしないようにしないと自分が後悔するし、大変な時に人のせいにするばかりで頑張れなくなっちゃう」 トゥーリはそこで言葉を止めると、二人の旦那様に向かってニッコリと微笑んだ。 「だから、お二人とも。急かさずにカミルの答えを待ってくださいね」 「あははは、それは災難だったな。どっちの旦那様も引かないから」 パルゥの実を採るために冷えた手を火にかざして温めている間に話したことをルッツは笑って労ってくれた。頭をポフポフと軽く叩きながらいつもオレを励ましてくれるルッツみたいな兄さんがほしいな、と思ってしまう。 「……ルッツはさ、トゥーリと結婚するの? もうちょっとしたらトゥーリも成人だろ? なんか、周囲が盛り上がってるみたいだけど」 成人する頃にはだいたいの女の子は嫁入り先を探したり、結婚に向けて動き出したりする。トゥーリといつも一緒にいるのはルッツで、いくら大店で出世しているとはいえ、二人とも元は貧民街の者だ。家と家の関係が大きく関わって来る結婚を考えればトゥーリとルッツはちょうど良い、と両家の間では考えられている。多分、大店出身の伴侶を実家の方が迎えられないんだと思う。 「まぁ、周囲が盛り上がってるのは知ってるし、それが無難なのはわかるけど、どうだろうな? しばらくは難しいと思うぞ。トゥーリ、失恋したところだし」 「えぇ! ?」 「……あ、これは秘密な」 「気になるよ、ルッツ! だって、トゥーリはあんなに裁縫上手でよく働くのに……」 断るというか、あのトゥーリに振り向かない男なんているはずがない。身贔屓かもしれないけど、オレは本気でそう思ってた。でも、親達が話していたようにやっぱり実家や出身が結婚には大きく関わってくるってことなんだろうか。 結局、いくら聞いてもルッツは首を振るだけで教えてくれなかった。 「オレはトゥーリの話よりカミルの話が聞きたい。もう決めたんだろ?

「ほら、カミル。急げ!」 「急げって、遅くなったのは父さんがなかなか起きなかったせいじゃないか!」 荷物を抱えて階段を駆け下りながら、オレは先を行く父さんに向かって怒鳴った。冬のよく晴れた日はパルゥ採りだ。それなのに、今朝は父さんがなかなか起きてくれなくて、母さんと二人で必死に起こしたのだ。 「もういいから、カミルはそりに乗れ」 「父さん、でも……」 「早く! 急がないとパルゥがなくなるぞ」 父さんに急かされて仕方なくオレがそりに乗ると、父さんが引っ張って走り出した。オレは振り落とされないようにそりにつかまりながら頬を膨らませる。 ……オレだってもう走れるのに。 出発がちょっと遅くなったし、オレが父さんと同じ速さで森までずっと走るのは無理だから仕方がないのはわかってる。でも、知り合いに会う前には降りたい。荷物と一緒にそりに乗せられて引っ張られてるなんて、周りの皆に知られたらきっと笑われる。 ……オレが何もできない赤ちゃんみたいじゃないか。寝坊したのは父さんなのに。 「やぁ、ギュンター。忙しいのにパルゥ採りか? 大変だな」 「変わったことはなかったか?」 南門に着くと、父さんは門番と話し始める。急がなきゃダメなんだけど、と思いながら二人を見上げる。門での父さんの話は仕事に関係するから邪魔しちゃダメだって言われてるんだ。 「……パルゥ採りに行く孤児院の子供に見慣れない顔がたくさんいた。ルッツとギルが一緒だったから通したが、何か聞いていないか?」 「領主様からの極秘任務に関係すると思う。森で会ったら確認しておくか」 冬なのに父さんは忙しい。いつもの冬は雪が深くて出入りする人が減るから雪かきと酔っ払いの相手が大変なだけなんだけど、この冬は領主様から言われている大事なお仕事があって北門の兵士はすごく仕事が増えたって言ってた。 ……孤児院ってことはディルクとコンラートも森にいるのかな?

二重底になっているため、袋を開けて上から覗いただけでは中身が見えない。底の部分を切らなければ隠されている物を取り出せないため、わたしはシュタープを出して「メッサー」と唱えて、ナイフに魔力を多めに流していく。 この革袋は魔力を通さない革で作られている。自分以外の魔力を弾く性質を持つ魔獣の皮で作られている物だ。魔力を通さないという点では銀の布と同じだけれど、魔獣よりも強い魔力を使ったシュタープ製の武器ならば切れる。銀の布はどんなに強い魔力も通さないが、何の変哲もない金属製の刃物ならば切れる。大きな違いがあるのだ。 「この辺りなら中身に傷が付かないかな?」 なるべく端の方にナイフの刃を走らせていく。多めに魔力を流し込んでいるので撫でるような力でもスッと切れ込みが入った。 「リューケン」 シュタープの変形を解除して消すと、ドキドキしながら早速その切れ目に手を入れてみる。フェルディナンドはこの中に一体何を隠しているのだろうか。カサリとした感触が指に触れる。取り出してみると、白い紙に包まれた五センチほどの楕円形の塊だった。それから、小さく折られた紙が見えた。 わたしは白い塊をテーブルに置くと、先に紙片を広げてみる。フェルディナンドの字があった。急いで書いた物なのか、ずいぶんと字が崩れている。 「なになに? この紙の中身はクインタという者の名捧げの石だ。いずれ私が取りに行くので、決して触らずに他の者の手が届かぬ君の隠し部屋に置いておいてほしい……って。こんな中途半端な扱いじゃなく、ちゃんと受け取ってあげなきゃクインタさんが可哀想じゃない」 どうして自分で名前を受けずにわたしに預けるのかな?……と思った瞬間に、クインタが誰の名前だったのか思い出した。 「あ! え? クインタってフェルディナンド様の名前じゃなかった!? え? え? じゃあ、これって……フェルディナンド様の名捧げの石ってこと? ちょっと待ってよ。なんで他人の物みたいな書き方……」 何故この館の自分の荷物を置いている部屋に隠しておかないのか。何故こんな大事な物を自分で管理しないのか。録音の魔術具が入っていた革袋の底に隠してあるのか。そもそも捧げる相手がいないならば、どうして名捧げの石なんかを作ったのか。次々と疑問ばかりが頭に浮かんでくる。 「もしかして誰かに名を捧げてたけど返された? うーん、フェルディナンド様が誰かに名を捧げるって状況がいまいち思い浮かばないんだけど、名捧げの石を作ってるならその線が濃厚かなぁ……」 事情はよくわからないけれど、名捧げの石を作る必要があったことと、それがわたしの目の前にあるのは事実のようだ。 この革袋を渡された時はまだフェルディナンドがアーレンスバッハで隠し部屋を得る前だった。安全だと思える隠し場所がなかったのだろう。自分で持っているのも危険な状態だったのだろうか。他に預けられる人がいなかったのか。何故よりによってわたしなのか。 「もしかしてフェルディナンド様に信用されてるのかな?