年 中 行事 と は

植木 温泉 鷹 の 家
July 30, 2024, 3:04 pm

2018/01/05 毎年決まった日や時期に行われる様々な行事のことを年中行事といいます。なぜその行事が始まったの?と調べていくと、3つの勢力が元になっていることが分かります。そんな年中行事の始まりと、語源の由来について説明しますね。 スポンサードリンク 年中行事の言葉の始まりは公家や神社? 先ず、ご存知の通り、漢字は中国から伝来していますが、年中行事という言葉は日本で生まれた言葉だといわれています。 いつ頃から年中行事という言葉が使われるようになったの? 年中行事という言葉が発生したのと、毎年決まった日時などに行われる行事が始まったのは"別々"と考えてください。 毎年行われる「行事」は、中国から伝来したものや、各地の農村で行われてきたものなどがあります。そして、年中行事という言葉は、 「平安時代」 に宮廷で始まりました。 年中行事の始まりは? 832年の「内裏式(だいしりき)」に、一年間の行事が示されました。また885年、清涼殿に「年中行事御障子文」が衝立に記されて置かれたとあります。 この「年中行事御障子文」には、一年間の行事と儀礼の詳細や方法などが記され、その中に「年中行事」という文字も含まれていました。 その後の年中行事が定着するまでは? 中元節(お中元)とは?中華圏の伝統行事の歴史や風習を解説 | 訪日ラボ. 「九条年中行事」「小野宮年中行事」など、各儀礼の作法を記した書物が作られるようになり、徐々に宮廷の各儀礼を正しく行い、伝える為の、重要な文章と位置付けられてきました。 並行して、もう一つ別の視点から年中行事が定められるようになりました。 武士の習慣が元の年中行事は? 平安時代、宮廷と並んで急速に「武士」が強い立場をえるようになりました。どの様に武士が勢力を伸ばしながら、年中行事を取り込んでいったのでしょうか? 農村部の支配と年中行事 武士は、先ず農村部を自分達の領土に収めていきます。このとき、各村々の決まった季節に決まった行事を行う習慣、つまり年中行事として取り込まれて行きました。 宮廷の行事の影響 平安時代に「年中行事」の言葉が作られただけで、宮廷には毎年決まった時期に決まった行事を行う習慣が、古くからありました。当然、これらの各行事は、武士の生活にも影響を及ぼしました。 仏教による年中行事 仏教でも、毎年決まった行事を決まった時期に行ってきました。宮廷の年中行事の他に、宗教による年中行事も定着していきます。 武士の時代の行事 江戸時代になると、宮廷と同じように公式の年中行事を定めるようになります。こうして、大名から身分の低い武士まで、毎年決まった行事を行い、これが次第に平民に広がるようになりました。 それでは、農村部や各地の年中行事はどうなのでしょうか?

  1. 年中とは - コトバンク
  2. 中元節(お中元)とは?中華圏の伝統行事の歴史や風習を解説 | 訪日ラボ
  3. 年中行事という言葉の始まりと各行事の起源と由来は?

年中とは - コトバンク

精選版 日本国語大辞典 「年中」の解説 ねん‐じゅう ‥ヂュウ 【年中】 ① (「ねんちゅう」とも) 一年のあいだ。 年間 。一年中。 ※皇太神宮儀式帳(804)「年中三節祭時給儲備并労作雑器事」 ※浮世草子・日本永代蔵(1688)二「年中の足余り元日の五つ前ならではしれず」 ② (「ねんちゅう」とも) ある年代のあいだ。多く、年代を表わす語と複合して用いる。年間。 ※海道記(1223頃)蒲原より木瀬川「延暦年中、天神くたりて是をつくと云り」 ③ (副詞的に用いて) あけくれ。いつも。始終。絶えず。 ※日葡辞書(1603‐04)「Nengiǔ (ネンヂュウ) ヤミクライタ」 ※浮世草子・西鶴織留(1694)四「とやかくなげく所へ、年中 (ネンヂウ) 買ぬる、此中の銀子を、今済してくだされいと、せはしく使を立る」 ねん‐ちゅう【年中】 出典 精選版 日本国語大辞典 精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「年中」の解説 ねん‐じゅう〔‐ヂユウ〕【年中】 1 《「ねんちゅう」とも》1年の間。年間。「 年中 無休」 2 ある年代の間。年間。「宝暦 年中 」 3 (副詞的に用いて)いつも。始終。「 年中 働いてばかりいる」 出典 小学館 デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 ©VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.

中元節(お中元)とは?中華圏の伝統行事の歴史や風習を解説 | 訪日ラボ

公開日: 2018年9月4日 / 更新日: 2019年1月5日 『年中行事』の使い方や意味を解説します。 『年中行事』の例文や由来、種類も一緒に紹介していきます。 年中行事の意味や由来とは?

年中行事という言葉の始まりと各行事の起源と由来は?

こんにちは、北極神社の新米巫女、橋本ユリです。 今回は、意外と知らない、神社の行事に関するお話です。 神社の行事とは、すなわち 「祭り」 。 あなたが思い浮かべたのは、お神輿や山車や人々の掛け声で賑わう様子ではありませんか? しかし、 厳粛な「祭り」もあるのです!

これは『七夕』といって、七月に行われる年中行事だよ。最近ではアメリカでも行われているんだよ」 日本人同士の会話なら、こんな説明は絶対にありません。 しかし、相手が海外の方ならどうでしょうか。 行われている催し物が何か分からない相手に対して説明するときは、『年中行事』であることを教える必要があります。 そういう時には、『年中行事』という言葉をしっかりと使ったほうが良いのです。 続いては、誤った『年中行事』の例文です。 このスーパーでは、地元の野球チームが優勝すると年中行事の半額セールが行われる。 話者が語る地元の野球チームは、毎年勝つことができる無敵の球団なのでしょうか? それなら『年中行事』と表記しても間違いではありませんが、おそらく勝った年だけの話だと思います。 『年中行事』は毎年行われるものにしか当てはまりませんので、この例文で『年中行事』の部分は不要となります。 まとめ 『年中行事』とは、毎年ある行事を意味する言葉です。 日本には、たくさんの『年中行事』があり、その種類をすべて把握するのが大変なぐらいです。 時代の流れとともに、習わしや意味が変わってしまった『年中行事』もあるようですが、いつの時代でも『感謝』を伝えていることは変わりないと思います。 『年中行事』と呼ばれるぐらいに受け継がれてきた行事は、いつまでも大切にしていきたいものですね。