異常に眠い 女性 更年期

永野 芽 郁 ファン クラブ
July 31, 2024, 8:58 am
月経血の量ってどのくらいが正常なの? 月経血って、どのくらいの量が多いの? よく、「生理の量が多くなったらお医者さんに相談してください」なんてフレーズが雑誌やネットでありますが、それではどれくらいの量なら「多い」といえるのでしょうか。 ちなみに、「月経血の量が多い」という状態は、専門用語では「過多月経」といいます。個人差があるので難しいところですが、今回は大体の目安を考えてみましょう。 個人差も大きい月経血量 花王の調査によると、1度の月経期間の経血量は平均82. おりもの色が茶色の時に知っておきたいこと | セイナヤ. 5g。多い日で1日30g(大さじ約2杯)、期間中全部合わせて50~100g程度といわれています。一方で、 基礎体温計測推進研究会 によると、正常な月経血量は20~140gと発表されています。 この2つからもかなり月経血の量にばらつきがあるとわかるでしょう。月経血の量の「正常」を考えるのは、個人差もあって非常に難しいのです。まして、ナプキンが吸収した血液量を自分で推測するのも現実的にはとても難しいと思います。では、どうすればいいのでしょう? 月経血が多いかどうかのセルフチェック法 大体の目安として、下記の項目に当てはまる場合は月経血が多すぎると考えてよいと思います。 ナプキンを1時間ごとに替えなければならない 量が気になって外出できない 月経血に大きい血の塊が混じっている 月経血は血のように見えますが、実は色々なものを含んでいます。本質的には、妊娠が成立しなかった子宮内膜が、酵素の働きで出血を伴って剥がれ落ちたもの。ですから指先くらいの大きさのレバーのような塊は、ちょっとなら別に心配する必要はありません。でも、あまりに大きい塊は注意が必要です。 上記のチェックに当てはまる人で、状態が続く場合は、1度婦人科を受診することをオススメします。 ちなみに年単位でだんだん月経血の量が多くなる場合は、子宮内膜症、子宮筋腫などの病気が隠れていることも。また、あまりに月経量が多いと、悪い病気が潜んでいなくても貧血症状が出てしまいますのでご注意を。 余談ですが、1日に「2ml」の血がなくなるだけで、貧血になるといわれています。たった2mlずつでも毎日血液を失うと意外とバカにならないのです。出血が長く続くと、だるさや息切れなど不調の原因になるので、いずれにしても月経血量があまりに多い場合は気をつけるようにしましょう。過多月経についてさらに詳しく知りたい方は、「 過多月経、月経困難症の新しい治療法 」を併せてご覧下さい。
  1. おりもの色が茶色の時に知っておきたいこと | セイナヤ

おりもの色が茶色の時に知っておきたいこと | セイナヤ

こんにちは、WELLMETHODライターの和重 景です。 「朝、目覚めたのになかなか起き上がれない」 「朝からいい天気なのにやる気が起きない」 「日中に強烈な眠気を感じることがある」 など、40歳を超えたあたりから感じることはありませんか。 筆者自身、40代になってから「十分な睡眠時間をとったはずなのに朝すっきりと起きられなくなる」「日中、急激な眠気に襲われる」など経験することが多くなりました。 身体を無理やり起こすため、コーヒーや栄養ドリンクを飲んだりしたこともありましたが、カフェインばかりに頼りすぎると夜の眠りが浅くなって、翌朝また眠くなる…といった悪循環に陥るなんてことも。 実はこの過度な眠気ですが、40代以上の女性の場合は更年期のゆらぎが原因の一つであるともいわれています。 一体、私たちの身体の中で何が変化しているのでしょうか。 また、更年期の私たちでも日中スッキリ起きて行動する、快適な睡眠時間を保つことはできるのでしょうか。 今回は、この睡眠と更年期障害の関係、睡眠の悩みへの対策についてご紹介したいと思います。 1. 更年期とは 更年期とは「閉経の前後5年間」と定義されています。一般的に日本人の閉経は平均して50歳前後といわれており、そのため特に40代半ば~50代半ばの期間が更年期といわれています。 女性は閉経に近づくにつれ卵胞の減少や卵巣機能の低下が起こります。 卵巣機能が減少すると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が低下し、自律神経が乱れやすくなり、身体にさまざまな不調が現れやすくなります。これら更年期のゆらぎに起きる不調の症状がいわゆる「更年期障害」です。 ▼[セルフチェック付き]更年期障害の主な症状 更年期障害と上手につきあいたい! セルフチェックの方法や対策を紹介 2. 更年期に眠気が強くなるワケ 更年期の女性にみられる日中の過度な眠気の原因の一つに、更年期のゆらぎによる自律神経系の乱れがあります。自律神経系への影響について詳しくみていきましょう。 2-1. 自律神経系への影響 自律神経は、活動時に活発になる「交感神経」と安静時に活発になる「副交感神経」の相反する2つの神経に分けられます。 この「交感神経」と「副交感神経」は、身体が興奮する、リラックスするなどの状況に応じ、どちらかの神経系が体の各臓器や器官に働きかけ、呼吸や代謝、体温調節などの機能をコントロールします。 通常、日中は「交感神経」が優位に働き、寝る前やリラックスしている間は「副交感神経」が優位に働きます。 しかし更年期障害により、この自律神経のバランスが乱れてしまうと、朝起きる際に日中活発になる「交感神経」よりも「副交感神経」が優位になってしまったり、就寝前に夜間に活発になる「副交感神経」よりも「交感神経」が優位になってしまうなど、自律神経のリズムが崩れてしまいます。その為、夜うまく寝付けなかったりすることがあります。 また、自律神経の乱れは、更年期障害の一つであるホットフラッシュ(※1)を引き起こし、夜間寝苦しく熟睡できず、不眠につながるケースもあります。 ※1:ホットフラッシュとは、上半身の火照りや発汗などが起こる、更年期障害の代表的な症状です。 3.

更年期も、グッスリ眠って、楽しく過ごしましょう 日本人女性の閉経は、50歳前後。女性ホルモンの分泌が激減するため、体に大きな変化が生じます。 またこの時期は、子育てが終わったり、夫が定年を迎えるなど、大きなライフイベントが続き、ストレスもたまりがち。そんな更年期の不眠について、特徴と原因、対策について解説します。 女性の睡眠はこんなに変化する 同じ人間でも、男女では、睡眠のパターンが大きく異なります。思春期から更年期までの女性の睡眠は、月経や妊娠、授乳の影響を大きく受けるからです。 女性ホルモンのうち、卵胞ホルモンは眠気を抑え、黄体ホルモンには眠気を強める働きがあります。月経の前や月経中に、眠気が強くなったり睡眠時間が長くなるのは、この時期に黄体ホルモンの分泌が増えるからです。 また、授乳中の女性は、赤ん坊が空腹になって泣くと、夜中でも目を覚まして、母乳やミルクを与えます。そのため、夜は小刻みな睡眠をとらざるを得なくなり、昼間もウツラウツラした生活をおくります。 更年期には女性ホルモンの分泌が減るため、いわゆる 更年期障害 と呼ばれる症状が出てきます。主なものとして、顔や上半身の熱感やほてり、腰や手足の冷えがあります。睡眠に関しても、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めたりと、不眠が多くなります。 更年期になると睡眠の質が悪くなる? 検査では、良く眠れているはずですが… 睡眠に対する満足度は、年齢とともにどう変化するのでしょうか? 男女とも思春期以降、緩やかに満足度が低下します。男性では、中年期から老年期にかけても、同じような割合で満足度が低下していきます。 一方、女性では、50歳代になると急激に、睡眠への不満が高まります。特に中高年の女性では、なかなか寝つけないことや熟睡できないこと、夜中に目が覚めてしまうことに不満が多いようです。 では、中高年になると女性の睡眠は、本当に質の悪いものになってしまうのでしょうか? 寝床に横になっていた時間のうち、実際に眠っていた時間の割合を 睡眠効率 といいます。この値が高いほど、眠りの質が良いと言えます。男女を合わせると、若い頃はほぼ100%ですが、年齢とともに低下して、60歳代になると70~80%になってしまいます。ところが、男女を比べると、どの年代でも女性の睡眠効率のほうが、高い値を示しています。 また、深い睡眠の割合にも、男女差が見られます。深い睡眠の時間が長いほど熟睡できていて、睡眠に対する満足度も高いはずです。これも、年齢とともに減少して、男性では60歳代になるとほとんど無くなってしまいます。ところが女性では、同じ60歳代でも、男性の40歳代と同じくらいの深い睡眠を確保しているのです。 つまり、客観的に見ると更年期の女性はかなり質の高い睡眠をとっているのに、睡眠には強い不満を抱いているのです。なぜでしょうか?