斎藤 佑 樹 田中 将 大

ひまわり チャンネル ま ー ちゃん
July 11, 2024, 10:10 am

早稲田実・斎藤佑樹は大学進学を表明 楽天に復帰した田中将大がキャンプに合流し、一挙手一投足が注目されている。マスコミやファンの視線を集めたというだけでも楽天はもちろん、日本球界全体への貢献度は高いと言える。 田中がプロ入りしたのは2006年の高校生ドラフト。駒大苫小牧のエースとして甲子園決勝で投げ合った早稲田実・斎藤佑樹が早稲田大進学を表明したため、田中には4球団が競合し、楽天が当たりくじを引いた。 では、当時の他球団1巡目指名やプロ入り後の成績はどうだったのか。振り返ってみよう。 当時は「高校生ドラフト」と「大学生・社会人ドラフト」の分離開催。希望入団枠を使用した球団は高校生2巡目指名をできないなど現在とは違うルールだったが、1巡目指名は現在と同じで重複した場合は抽選だった。 広島はPL学園の前田健太を一本釣り 横浜は田中を抽選で外して小松工(石川)の北篤を指名した。甲子園とは無縁ながら投げては最速145キロ、打っては高校通算32本塁打のセンスを評価されて入団したものの、投手としては芽が出ず野手転向。2010年に一軍初出場したが、2012年オフに日本ハムにトレードされ、巨人移籍後の2017年限りで現役引退した。通算56試合出場で93打数23安打、打率.

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メジャーデビュー以来、8勝1敗(6月4日現在。以下同)と好投を続ける田中将大は、今や押しも押されもせぬ、ニューヨーク・ヤンキースのエースに成長。ア・リーグ最多の5勝(1敗)を挙げた5月は、初の月間MVPを受賞した。 米スポーツ専門チャンネルESPNは、「リーグ月間MVPを勝ち取るには十分すぎる素晴らしいピッチング」と激賞。2012年8月から続いていた公式戦連勝記録は「34」で途切れたが、その後も安定した投球を見せる右腕を手放しで褒め称えた。マー君はオールスターの先発に加え、新人王どころかサイ・ヤング賞候補の声も聞こえてきている。 それに引き替え、かつての"ライバル"斎藤佑樹の姿はあまりにも対照的だ。 早大卒業後、ドラフト1位で日本ハムに入団。2年目の2012年には開幕投手を務め、プロ入り初完投勝利を収めたが、それ以降はパッとせず、二軍暮らしが続き、昨年11月には右肩関節唇損傷の故障が発覚。現在も二軍・鎌ケ谷球場でくすぶる日々を送っている。 「イースタンの試合で大量失点を食らって降板する際、スタンドからは"大谷を見習え!

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24の成績で最多勝、最優秀防御率、最高勝率のタイトルを獲得、今や完全に日ハムのエースとなりました。しかも、これは打者との二刀流で出場している上での記録です。その大谷は、11月8日に開幕した『世界野球WBSCプレミア12』にも出場しており、『日本の宝』との呼び声も高い逸材です」(前出のスポーツライター)

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2006年、夏の甲子園決勝戦のあの激闘は高校野球ファンのみならず、多くの国民が鮮明に覚えているはずだ。早稲田実業と駒大苫小牧との決勝戦は、1日では決着がつかず、2日間で計24イニング、試合時間は5時間33分に及んだ。まさに死闘と呼ぶにふさわしいこの試合でマウンドに上がったのが現在もプロ野球とメジャーリーグでそれぞれ活躍している斎藤佑樹投手(日本ハムファイターズ)と田中将大投手(ニューヨーク・ヤンキース)だ。楽天の監督時代に田中選手をドラフト1位で指名した故・野村克也氏は生前、高校野球時代の2人の印象と選手としての今後の可能性について語っていた。 斎藤佑樹は甲子園で完成していた 斎藤佑樹はマー君とよく比較されたわね。2人が直接対決した甲子園の試合は実際に見たよ。今でもよく覚えているね。 マー君はメジャーに行くことを教えてくれなかった。 俺はマー君を推薦したんだよ。斎藤佑樹は伸びしろが見えなかったから。甲子園の段階ですでに完成されたピッチャーやったなあれは。ピッチングの内容を見てれば一目瞭然。なんでわかったかって? それが専門家というんじゃないの。専門家の目だよ。 一方、マー君はまだこれから伸びていく要素がたくさんあった。甲子園での投球は、まだまだ未完成というか、荒っぽい印象だったね。プロ野球で経験を積んでいけば良くなるんじゃないかというふうに、俺の目には映った。だからドラフト会議ではマー君を1位で指名するように推薦したんだよ。斎藤佑樹は早稲田大学に進学したけれど、仮にプロに進んでいても採らなかっただろうね。 この記事の読者に人気の記事

日本ハム斎藤佑樹(左)と楽天田中将大 日本ハム斎藤佑樹投手(32)が1日、楽天に復帰が決まった田中将大投手(32)について語った。 06年夏の甲子園決勝、決勝再試合で投げ合った戦友が8年ぶりに日本球界に復帰することに「気持ちはプロ野球ファンと同じです」と心境を明かした。 自身の現状は右肘靱帯(じんたい)断裂から復活を目指している。春季キャンプ初日のこの日はブルペンで捕手を立たせて200球を投げた。保存療法で順調な回復を遂げている佑ちゃんは「ケガを治して、同じプロ野球選手のステージに立つことを目指すだけです」とマー君の存在も復活へのモチベーションに変えていく。