ボイスチェンジャーを使いこなすための37ヵ条 - さえの音響・音楽教室

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July 11, 2024, 8:30 am
コンデンサマイク を使おう ダイナミックマイク はライブ用に強度に振ったマイクなので、自宅用のマイクは基本的に コンデンサマイク 一択です。 指向性があるマイクの方が環境ノイズに強いので、防音に自信がなければ指向性のマイクを買いましょう。 ファンタム電源が必要だったり、衝撃や湿気に弱かったりするので注意!ポップノイズ(息の音)が気になる場合はポップガードをつけましょう。 13. オーディオインターフェース を使おう ソフトウェアで ボイチェン する場合、 オーディオインターフェース を導入することで音質やレイテンシ(遅延)は劇的に変わります。 安い オーディオインターフェース とUSBマイクだとあまり違いがないので、買うなら1万円以上でASIOドライバに対応しているものを買いましょう。 オーディオバッファサイズを小さくすることで遅延を少なくできます。 14. 良いPCを買おう CPUが強いとオーディオバッファサイズを小さくできるので、遅延対策になります。 ボイチェン はCPU負荷の高い処理なので、配信やゲームなどを行う際はそれなりに強いPCを購入しましょう。 変換後の音声がスピーカー出力となる場合は通話などで入力ソースに指定できないので、VoiceMeeterなどの仮想ミキサーを使って音声ルーティングという処理が必要になってきたりします。 15. 遅延を少なくしよう ソフトウェア ボイチェン をする場合、遅延は避けられない問題になってきます。 上記の オーディオインターフェース やオーディオバッファサイズの設定以外にも、無線マイクの遅延や ボイスチェンジャー 自体による遅延などがあるので、できるだけストレスの無い遅延に収まるよう低遅延を追求していきましょう。 16. ノイズを小さくしよう 声に対してノイズのボリューム( S/N比 )が大きいと、 ボイチェン のピッチ推定(基音周波数の特定)がうまくいかず、ガビりの原因になります。 ノイズを小さくするためには、安物のマイクを使わない、マイクを単一指向型にする(環境ノイズの低減)、 オーディオインターフェース を使う(インターフェース部分のノイズ改善)、給電ノイズを改善する(USB給電をやめるとか)、劣化したケーブルを使わない、シールドケーブルやバランスケーブルを使うなどがあります。 17. しっかり喋れるように防音しよう 防音されていない部屋で満足に声量を出せない状態でしゃべっていると豊かな感情表現がしにくく、上記の通りノイズの影響も大きくなってしまいます。 家族の方と同居している場合はドアの防音が意外と効果が高く、一人暮らしであれば防音性能の高い物件に引っ越すのは コスパ の良い選択です。 部屋がある程度広ければレンタル防音室なども検討してみると良いでしょう!

こちらは音作りがメインになってきます。音声の中で耳障りな音、例えば歯擦音がキンキンする帯域や、こもっている箇所など、その曲の中で印象に合わない部分を削っていきます。 そのボーカル音声の、どの音域が不要なのかは 曲調との相性によっても異なる ため、例えばある曲ではハキハキとした子音を目立たせたミックスが良かったり、ある曲では母音が強く優しいイメージの方が合っていたり、またある曲では力強く、ある曲では弱々しく、 その都度設定を変える必要があります。 ボーカルが慣れている場合は収録時に曲に合うような表現力に富んだダイナミックレンジで歌ってくれるのでそのままでも良い仕上がりになることもあります💡 でも、そうでない場合は、 後にフェーダーで抑揚を付けるためにまず一度コンプレッサーで全体のダイナミックレンジを整えておく 必要があります。 ちなみに、最近のEDMなどの音圧が高くて最終的に ボーカルにほとんど抑揚がない曲の場合などは先にフェーダーでレンジ(音量幅)を整えてからコンプレッサーをかける ことがあります。 コンプレッサーの使い方や音色との相性については次の記事が参考になるよ💡 コンプレッサーによる音色作り! 続いてコンプレッサーで音を作っていきます。コンプレッサーを使ったボーカルの音色作りでは、大きく分けて次の3つを目的に行っていきます。 コンプレッサーで音作りする目的! セリフを聴きやすくするためにアタックを強くする パワフルに聴こえるようにアタックを強くする やさしく、そして語尾を綺麗に聴こえるようにする セリフを聴きやすくする! ボーカルのセリフがよく聴き取れないことがあります。録り直しで解決できればよいのですが、声質によるものであればコンプレッサーで解決します。 この場合はセリフ始めの1音を狙って素早くかかるように設定にして、声の高音部分のアタック音を強調することで多少聴きやすくすることができます。 パワフルに聴こえるように! この場合は先程よりも少し遅めに設定して、声の低音部分が現れ始めた頃を狙ってコンプレッサーをかけます。 やさしく聴こえるように! この場合はあまりアタックが強くならないように設定をしていきます。リリースタイムを長くすることで語尾まで自然に伸びるような音声を作ることができます。 コンプレッサーを使った音作りについては次の記事が参考になるよ💡 フェーダーによるダイナミックレンジの調整!

筋組織の再生・強化には アミノ酸 が必要なので、お肉や魚、卵などタンパク質を摂るのも大事です。 37. 継続は力なり 良い声や可愛い声になるための特効薬はなく、一朝一夕では実現しません。 両声類の方などは7年〜10年の歳月をかけて女声を会得したという話もよく聞きますので、さっと試した程度ではセンスの有無なんてわからないです! 今の声が理想から遠くても、めげずに地道なト レーニン グを続けていきましょう! おわりに 偉そうなこといっぱい書いちゃってるけど、私もまだまだできてないことが多いです! ここに書いてない大事なことや間違ってることあったらぜひぜひコメントください。 ぼいちぇますたーへの道は険しく一人で極めるのも難しいので、一緒にかわいくなりましょう (◦ˉ ˘ ˉ◦) それでは!

31. 録音は大事に取っておこう 成長記録をつけることは未来の自信につながります。 過去の記録は再現することができないので、消さないように大事に取っておきましょう。 思わぬネタに繋がることも。 32. ボイチェン をかけた異性の声を真似てみよう ボイチェン ならではのト レーニン グ方法として、理想とする声に ボイチェン をかけてそれを真似るという手法があります。 ト レーニン グサンプルを用意するのが少し面倒なので、昔 ニコニコ動画 で流行った「ピッチ変更で〇〇似」というタグを参考にしてみるのもよいかもしれません。 明瞭なゴール(目標)があるため、闇雲なボイトレよりも不安感の少ないト レーニン グができます。聞いたことない人は是非聞いてみましょう! 33. ボイトレしよう ボイトレには「喉を自由にコン トロール できるようにする」「喉の持久力や回復力を上げる」「喉の筋肉や組織の柔軟性、強度を上げる」という狙いがあります。 両声類に近いほど ボイチェン も自然にかかると言った通り、両声類向けのト レーニン グが効果的です。 他にも歌うためのボイトレや、役者・声優向けのボイトレも無駄にはなりません。 聞き手が心地よくなる話し方を目指して、日々ト レーニン グを重ねていきましょう! 34. 喋る習慣をつけよう 習慣化は集中的なト レーニン グに勝ります。 特に日常会話など自然体が大切な場面で目に見える違いが出るはずです。 暇な時は ボイチェン をつけて誰かと通話してるというぐらいに習慣化できると一気にレベルが上がるので、通話の多いDiscordサーバーを探したり、定期配信をしたり、常に配信している体で喋るなど、習慣化する取り組みを試してみるとよいです! 35. 無理はやめよう 喉は使えば使うほど一時的に磨耗しますし、男性の高音は継続的なト レーニン グによって筋収縮力を高めないといくら頑張っても出ません。 無理をすれば回復に時間がかかりますし、一時的な酷使よりも継続的なト レーニン グの方が効果は高いです。 下手をすると 声帯ポリープ や声帯結節など、手術が必要な事態になってしまうので無理は禁物です。 36. 喉のケアをしよう 喉を使う仕事での水分補給には、常温の水やぬるま湯が使われます。 喉を使う大事な用事がある前は以下の食品、飲料の摂取は控えましょう。 げっぷの出やすくなる炭酸飲料 喉の炎症を生む香辛料や柑橘系などの刺激物 喉の乾燥を促進するカフェイン類やアルコール類 喉の油分を分解してしまうお茶類 喉にからまる乳製品や粘性の強いもの 喉をコン トロール しにくくなる熱すぎるものや冷たすぎるもの 喉に様々な負荷のかかるタバコ またボイトレをした後や長く ボイチェン を使った後は、喉の回復を高めるためにのど飴のなめたり、水分補給をするなど喉ケアをしてあげましょう!

こちらはテイクコンピングの段階で、既に機械を使わずにタイミングがきれいに収録できている場合は必要のない作業です💡 もし、コンピングで修正しきれていない箇所があったり、繋ぐ際にタイミングが不自然になってしまった箇所があればタイミングの修正を行いましょう。 タイミング修正の方法については、以前はトラックを細かくカットして行う方法が主流でしたが、現在は 伸び縮みさせて綺麗に修正する方法 があるのでそちらを使うと綺麗にできます💡 Cubaseを使ってタイミング修正を行う方法を紹介しているからそちらも参考にしよう💡 ピッチ補正! こちらも、数テイク録音していれば ほぼコンピングの段階で仕上がっている と思いますが、それでも修正しきれない場合はピッチ補正ソフトを使って修正をしていきます💡 ピッチ補正はCubaseなどのDAWに付属のものを使用しても良いですが、より細かく仕上げるならメロダインやWaves Tuneというソフトがおすすめです。 こむぎ 専用のピッチ補正ソフト(プラグイン)を購入するならこちらがおすすめ💡 入門用ならこちらがおすすめ! 本格的に修正するならこちらの2ソフトがおすすめ! Waves Tuneの使い方はこちら▼ WAVES Tuneの使い方を紹介! 綺麗にピッチ修正できて使いやすい!? 空間調整はかなり重要!? ここからの順番はエンジニアさんによってもそれぞれ異なると思いますので、自由に行ってください。今回は空間調整から行う方法を紹介していきます💡 まずは、 楽器の演奏空間とボーカルの空間を違和感なく整える作業 をします。 この段階でボーカルの立ち位置(マイクからの距離)も決めておいて、ボーカルが複数いる場合はパンや奥行きも調整しておきます。 空間調整の方法については次の3記事を読んでおくと上達しますよ^-^ノ EQ・ディエッサー・エンハンサーによる音作り 空間調整が終わったらEQによる音作りをしていきます。 EQでの処理は大きく分けて次の2つ 、 ハイカット&ローカット 不要な帯域のカット になります💡 ハイカット&ローカット! まずは 不要な低音域と高音域をカットして音をスッキリ とさせましょう。 どの程度カットするかはそれぞれの声によって異なるので この数値をカットすべきという絶対値は存在しません💡 ここで重要なのは、 必要な音までカットしないように気をつける ということです。 なぜカットするのかというと、その音があると悪影響を及ぼす場合なので、例えば 明らかにその音があると重たくなる&キンキンする その音があると他の楽器の音と重なってマスキングされてしまう などが考えられますが、 ボーカルはメインなので2番目の要因については他の楽器ほど気にしなくても大丈夫 です💡 例えば、曲中でどうしてもこの楽器だけは、という特別な楽器がある場合などはマスキングされないようにボーカルを削ることもあります。 不要な帯域のカット!

ここまでのコンプの作業で、ボーカルトラックのダイナミックレンジ(抑揚)はかなり失われてしまっています。 もちろん、EDMのような抑揚のほとんどない音圧の高い曲であれば問題ないのですが、バラードなどの抑揚を大事にしているジャンルでは少し表現力に欠けてしまいますよね? ボーカルの抑揚をフェーダーで整える! 最終的なバランス調整も含めて、Aメロからサビ、エンディングまでの音量変化や細かい表現を フェーダーで再構築 してあげましょう💡 ダイナミックレンジの調整は、DAWのフェーダーにオートメーションをかけて動かす方法や、 Wavesから出ている有名なVocal Riderというプラグインを使用するのもおすすめ です。 ※DAWのフェーダーでオートメーションを描く場合には、プリフェーダー・ポストフェーダーの設定に注意しながら行いましょう。 空間系エフェクトによる音色作り! いよいよ最後の音色作りを行っていきましょう。プレートリバーブやディレイ、ダブラー・コーラスなどを使って最終的なイメージに近づけていきます💡 ここまでの行程をしっかり作り込んでおけば、不要な音が混じることもなくすっきりと音作りに専念することができるはずです💡 空間系エフェクトの使い方は次の記事を見てね💡 まとめ! 今回はボーカルミックスの目的や方法について、1つの例として紹介してみました。 手順については ジャンルや得たい効果によっても前後する ので、適宜やりやすいように変えて行ってみてください^-^ノ ミックスで一番大事なことは1つの設定を使いまわすのではなく、 その時々によって実際に耳で聴きながら、目的の効果が得られるように設定値を決めていくこと です💡 今回紹介した方法やプラグインを使用して、設定による音の違いやそれをどのようにミックスに取り入れるかなどいろいろ試してみてくださいね^-^ノ♪

2017年10月13日 2019年10月22日 声楽・ボーカル, 機材・音源・プラグイン, 音響・ミックス DTMをやっているとどうしてもやらなければならないのがボーカルのミックス作業です。 ところがこのボーカルミックスが苦手という方はかなり多いようで、 「手順のマニュアルがないからわからない」、「どんなプラグインを使ったら良いの?」、「具体的に何をするの?」 という質問をたくさん頂いています💡 今回はそんな ボーカルミックスの手順をわかりやすくマニュアル化 することにしました 💡 Yugo ボーカルミックスって具体的に何をするの? まず最初に💡ボーカルミックスとは何をする作業なのか、その手順と目的を見ていきましょう💡 ボーカルミックスの手順と目的! テイクのコンピング ウィスパーなどのミックス タイミング修正 ピッチ修正 空間調整 EQ・ディエッサー・エンハンサーによる音色作り コンプレッサーによるダイナミックレンジの調整 コンプレッサーによる音色作り フェーダーによるダイナミックレンジの調整 空間系エフェクトによる音色作り ボーカルミックスの主な目的にはこんなものがあります。 すべて知っていた方はもう既に素晴らしい知識をお持ちですね💡 テイクのコンピング! コンピングというと、伴奏を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、 複数のテイクから良い箇所だけを選びながら1つのトラックを作る作業 を テイクコンピング と呼びます。 テイクコンピングはボーカルの他、楽器でも使える技術! コンピングはボーカルだけでなくギターやバイオリンなど 楽器の収録でも応用 できます。 一発録りはちょっと自信がないという方も、何回か録音をして、その中から良い箇所だけを選んでつなぎ合わせることでトラックのクオリティを上げることができます。 ウィスパーボイスのミックス! 通常の声・・・声と息の音 ウィスパーボイス・・・息の音だけでささやいた音 通常歌声ははっきりと発音したものを録音しますが、ウィスパーボイスというのは 「ささやくように」息の音だけを出して発音 します。 息を吐き出す時にすぅ〜っと風の音だけが出ますが、その音のみで歌詞を歌ったものを収録して、通常の声と混ぜるテクニックがあります💡 テンポの遅いバラードなどで、 声が空気のように透き通っている曲 を聴いたことがあると思いますが、あのような効果はこの ウィスパーボイスを別録りして重ねて作って います💡 タイミング補正!