「丁寧な暮らしではなくても」……「暮しの手帖」新編集長がチャレンジングなフレーズに込めた思い | 文春オンライン

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July 31, 2024, 12:31 am

というところは、ぜひ、記事をお読みになってつかんでいただけたらうれしいです。ただひとつ言えるのは、丁寧であろうとなかろうと、私たちの暮らしに必要なのは、自分なりの「納得」ではないでしょうか。いのちを支える「食」さえも、お金を出せば、ひとつも手を動かさずに賄えてしまう時代です。大きなものに巻かれず、自分の手と知恵をはたらかせて、一生懸命に、正直に、素のままに生きていこう。4号には、そんな思いをこめました。 たいへん長くなって、失礼しました! 私たち編集者自身が、かっこうつけず、等身大でみなさんに語りかけてゆく。そんな「地声」を持つ『暮しの手帖』をつくっていけたらと思います。どうかこれからも、「あなたの手帖」をお支えください。 『暮しの手帖』編集長 北川史織

  1. 『暮しの手帖』新編集長就任のお知らせ 「丁寧な暮らしではなくても」──北川史織よりご挨拶|株式会社 暮しの手帖社のプレスリリース
  2. 「暮しの手帖」編集長交代とともに誌面を刷新、新編集長には北川史織が就任
  3. 暮しの手帖社 | 新編集長からのご挨拶

『暮しの手帖』新編集長就任のお知らせ 「丁寧な暮らしではなくても」──北川史織よりご挨拶|株式会社 暮しの手帖社のプレスリリース

また、読者参加型の企画・読者からの投稿欄の充実など、読者との距離の近さ・読者からの思い入れの深さも大きな特徴でしょうか♪ すっきりとした見やすいレイアウト、手書き文字が多用された温かみのある見出しや花森さんのかわいらしいカット、「暮しの手帖」ならではの"バタ"や"スパゲチ"などの表記も大きな魅力! 「暮しの手帖」編集長交代とともに誌面を刷新、新編集長には北川史織が就任. また、広告を載せると圧力が生じて商品の正しい批評や紹介が非常にやりにくくなるという理由から、外部広告を掲載しないというのも、「暮しの手帖」の大きな特徴! 花森さん在りし日の号は、花森さんの文章もとても読み応えがあり、社会の矛盾・理不尽を鋭くえぐる告発文とも言えるような内容の一方で、子どもたちの側に立ったまなざしは優しく、時代を経るにつれて、ますます置き去りにされがちな大事なことが伝わってくるようです. :*・゜ いみじくも「 暮しの手帖 300号記念特別号 保存版 」に、内館牧子さんが、"「暮しの手帖」は日本の良心"というお言葉を寄せてらっしゃいますが、本当にその通りで、いつまでも、その心を伝えてほしいと願わずにいられません。 なお、「暮しの手帖」は、花森さんの"100号ごとに初心に立ち返る"という方針から、100号ごとに世紀としてまとめられています。 下記では、世紀ごとに、エポックメイキングな出来事をご紹介♪ また、本誌のバックナンバーもご紹介・お届けしております。 単行本や別冊は、下記の本棚にまとめています。 単行本の本棚へ 別冊の本棚へ 本誌のセットもshopでご用意がある場合があります♪ また、 連載はこちらにまとめています♪ 当時の暮しに想いを馳せながら… また、今の暮しに鑑み、考え合わせながら… どうぞご堪能ください! ☆=== これは あなたの手帖です いろいろのことが ここには書きつけてある この中の どれか 一つ二つは すぐ今日 あなたの暮しに役立ち せめて どれか もう一つ二つは すぐには役に立たないように見えても やがて こころの底ふかく沈んで いつか あなたの暮し方を変えてしまう そんなふうな これは あなたの暮しの手帖です 花森安治 ☆=== 「暮しの手帖」 第一世紀 + 別冊 1948年、季刊「美しい暮しの手帖」として、第1号が創刊♪ 22号より、「美しい暮しの手帖」→「暮しの手帖」に変更。 26号 より、「日用品をテストした報告」として、後に名物になる"商品テスト"開始!

「暮しの手帖」編集長交代とともに誌面を刷新、新編集長には北川史織が就任

1948年の創刊から70年以上、暮らしの知恵を伝えてきた雑誌『暮しの手帖』(暮しの手帖社)。2016年には創業者の大橋鎭子さんの軌跡をモチーフとしたNHK連続ドラマ小説「とと姉ちゃん」も放送され、話題になりました。 「丁寧(ていねい)な暮らし」と言えば『暮しの手帖』と思っている人も少なくないのでは? ところが、1月に発売された最新刊(第5世紀4号)の表紙に躍ったのは「丁寧な暮らしではなくても」というコピー。 『暮しの手帖』といえば、丁寧な暮らしを紹介する雑誌の旗振り役ではなかったの?

暮しの手帖社 | 新編集長からのご挨拶

実は、コロナのことがある少し前から、在宅でも仕事ができるようにと会社全体で少しずつ準備はしていたのです。子育て中のスタッフも多いですから。でも、まさかこんなことになるとは思っていませんでした。私が編集長という立場でつくり始めたのは『 暮しの手帖 第5世紀4号 』(2020年1月24日発売)からで、その後 6号 の頃にはほぼ在宅ワークが中心に。それ以来、慣れない状況の中で、ずっとバタバタしながらの制作が続いているという感じです。 ―― そうだったんですね。でも、そんな中で、ふと絵本を手に取り読まれるようになったとお話されていましたね。 普段の私は、絵本というのは好きではあるけれど(絵本ナビの会員でもいらっしゃるそうです!

大好きでした。「おてがみ」というお話を教科書で読んで、いいなあと思って。きっと他のお話も面白いと思い、買ってもらったんだと思うんです。繰り返し読んでいました。そのお子さんには、年齢的にはまだ早かったんですよね。でも、興味を持ってくれたという話をしてくれて、同僚も喜んでくれたんです。そういうこともあって、またこの絵本が無性に読みたくなって、自分のために取り寄せたんです。 ―― 改めて読んでみて、どうでしたか? 私が今求めているのは「人とのつながり」だったんだ、ということがよくわかりました。 ―― と言いますと?