良い 看護 師 と は

スリップ オン マフラー と は
July 11, 2024, 12:10 pm

抄録 原則の倫理と徳の倫理は、生命倫理および看護倫理の最も主要なアプローチである。原則の倫理の焦点は行為にあり、徳の倫理は行為する人の特質やふるまいを吟味する。本研究の主題は徳の倫理であり、看護の実践・教育でめざす倫理的理想像、「よい看護師」を韓国、中国、台湾との共同研究として探求している。その一環として、日本の患者がとらえる「よい看護師」の特質を探索した。結果を報告し、あわせて、「よい看護師」探求の意義を述べる。Van Kaamの現象学的手法を用い、病名を知らされている26名のがん患者に半構成的インタビューを行った。結果、対象者らは、「よい看護師」とは、人としての関わりができ、かつ、専門職としての特質を備えた看護師であるとした。また、患者らは、看護師との人と人との関係性に価値をおいていた。「よい看護師」の探求は、東洋における徳の倫理の学問的発展に寄与する。また、ケアを受ける人にとっての「よい」ということの意味を明らかにすることも、「よい看護師」探求の意義である。

患者が見た「プロフェッショナルな看護師」エピソード9選 | 看護Roo![カンゴルー]

はじめに 良い看護とはどのようなもので、良い看護を行うには何が重要かということと、私の考えるところを以下に述べる。 良い看護とはどのようなものか 「良い看護」について記されている文献を読むと一人一人「良い看護」の理解が違うことに気付いた。つまり「よい看護」は十人十色の理解がなされているのである。ただし共通する点が2点ある。1点目は注射が上手い、何かの介助が上手い、などのように看護技術が高いことが「良い看護」とは述べられていないこと。2点目は患者様、または患者様とそのご家族との関係に立った立場から看護を始めることが「良い看護」の始まりだという意見、「良い看護」とは患者様が感じるものであるいう意見が多かったことである。

次は、患者さんが病院で残念に感じたエピソードから、理想の看護師像を探ってみましょう。 ・担当医の先生とコミュニケーションがあまりなく、診察の時や退院の時でさえ病状についての詳しい説明が聞けませんでした。理由はわかりませんでしたが、手術の後には説明もなく病室ではない別の部屋に入れられ、看護師さんもあまり来てくれませんでした。手術直後で動けなかったせいもありますが、あの時は本当に不安でした。(50代男性) ・病院の方針なのか、看護師さんは常に笑顔ではあるのですが皆さんぎこちないというか…無理して笑顔を作ろうとしているせいか作り笑顔に見え不自然でした。定期検診にきて欲しいと言われましたが、気が進まなかったですね(40代女性) 「担当医から病状に関する説明があまりなかった」というのは患者さんは不安に感じますが、医師や病状によって詳しく全てを話すのかそうではないのか変わってきます。そんな時こそ看護師の出番。診察の後や普段のケアの中で患者さんに「先生と色々お話できましたか?」「何か気になることはありませんか?」などの一言が、患者さんにとっての満足度や安心感につながります。「こうしたら喜ばれるだろうと一歩先を想像してケアをする」そんな意識を持って働くことが求められるのかもしれません。 3 患者さんに聞いた、 理想の看護師像とは?