最高のミステリー小説 日本

す た みな 太郎 八王子
July 31, 2024, 12:05 am

ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に隠されたメッセージとは何か? カトリック教会にとって、世紀のスキャンダルとなる「聖杯の秘密」が明らかになります。 実はキリストの子孫が今でも生きている、というのです! ミステリー小説の醍醐味は謎解きですが、謎のスケールが大きくてワクワクします。 話はどんどん大きくなりますが、面白いエンターテイメント作品なんで許してください。 読み始めたらやめられません。 『薔薇の名前』ウンベルト・エーコ これも怖いながら抜群に面白い推理小説です。 ただし、ボリュームがあるので 軽い推理小説を読みたい方にはおすすめしません。 本好きな方のみにおすすめします。 舞台は14世紀のイタリア修道院です。 主人公は見習修道士で、師匠の修道士とともにベネディクト会修道院を訪れます。 訪問の目的は、教皇庁とフランシスコ会のある論争の会談を手配するためでした。 ところが修道院で奇妙な出来事が相次ぎます。 修道院内では次々に人が死にます。 主人公は師匠とともに謎を解こうとしますが、様々な妨害が及びます。 どうやら文書館に大きな秘密が隠されているらしい…。 そう、ある本を読んだ人間が死んでいたのです。 人を殺してまで守らなくてはいけない秘密とは何なのか。 本には何が書かれているのか。 そして犯人は誰なのか? スリリングなミステリーがめちゃくちゃ面白い! 最高のミステリー小説 日本 綾辻行人. 特に歴史好きにはたまらないミステリー小説のはずです。 作者は イタリアの記号論哲学者 、 ウンベルト・エーコ です。 映画も面白いです。師匠役のショーン・コネリーがいい味出してますので、 「厚い小説はちょっと」という方は、こちらをご覧ください。 本がキライな人の読みやすさ★★ 『氷姫―エリカ&パトリック事件簿』カミラ レックバリ バチスタ好きとして何となく題名に惹かれて手に取ったこの本。 そうしたらとっても面白い推理小説でした! スウェーデンの推理小説ということで、名前はとっても馴染みにくい。 読みにくい…。 最初は戸惑いましたが、でも読み進めていくうちに、このミステリー小説の面白さにはまりました。 スウェーデンの田舎で、美しい女性の凍った全裸死体が見つかります。 両手首を切っていたことから自殺が疑われますが、 薬を飲まされた状態だったことが明らかになります。 しかも妊娠していたことが発覚します。 被害者の女性は、主人公の女流作家のかつての親友でした。 被害者の両親から追悼記事の執筆を依頼された主人公は、 幼馴染の警察官とともに事件の謎を追います。 その過程で、被害者が週末だけ田舎に帰ってきたことがわかります。 なぜ週末だけ帰ってきていたのか。 誰と会っていたのか。 お腹の子の父親は?

古今東西ぜったいおもしろい!極上ミステリー小説30選│ブックオフオンライン

更新日:2019/6/6 物語の中で起こる事件や犯罪の謎を解き明かしていく、ミステリー小説。秀逸な伏線の回収や、犯人が分かる瞬間の爽快感はたまりません。 また、難解な事件や複雑なトリックを読み解き、自分なりに推理をする醍醐味もあります。 「軽いタッチのミステリーもいいけれど、ときには重厚感のあるミステリーが読みたい!」 そんなときは、長年にわたって読まれ続けている名作がおすすめです。 ここでは、時代を超えて読まれ続けている日本の古典ミステリーをご紹介します。 鉄壁のアリバイは崩せるのか? 『点と線』 『 点と線 』 松本清張(著)、新潮社ほか 海岸で寄り添う死体が発見され、警察は心中事件と処理しようとする。しかし福岡のベテラン刑事と東京の新米刑事には腑に落ちない点が。そして疑わしい人物には、絶対に崩せない鉄壁のアリバイがあって……。 古典ミステリーといえば松本清張を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 松本清張の作品は重厚感漂うことから、堅苦しい感じに思うかもしれません。しかし、実際には滑らかに流れるような文章で、非常に読みやすいです。 作品としての完成度はもちろんですが、とても筆力のある方なのだということを実感します。 松本清張には『砂の器』『黒革の手帳』『ゼロの焦点』などの名作が多数あります! 読んだことがなければチャレンジしてみてくださいね。 有名なあのシーン、原作小説では……? 推理小説の最高峰!「日本推理作家協会賞」受賞作最新4選 - ブックオフオンラインコラム. 『犬神家の一族』 『 犬神家の一族 』 横溝正史(著)、角川グループパブリッシングほか ちょっとおどろおどろしい独特の雰囲気が特徴の、横溝正史氏の作品。『犬神家の一族』というタイトルは、誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 何度も映像化された作品であり、いまだに人気の高い作品です。 本筋のミステリー要素が秀逸なのに加えて、太平洋戦争直後を舞台にしているだけあって、復員など社会問題も取り入れられています。 歴史的な背景まで描いているからこそ、この重厚感を感じ取れるのだと思いました。 探偵の金田一耕助が、血で血を洗うような犬神家に渦巻く思惑をどう解き明かすのかも見どころです。 湖から足が突き出たあの有名なシーンは、原作ではどうなっているのか? ぜひ確認してみてくださいね。 残酷すぎる人形劇 『人形はなぜ殺される』 『 人形はなぜ殺される 』 高木彬光(著)、光文社 ミステリーファンの支持率が高い高木彬光氏の作品は、本格派ミステリーの名に負けない完成度の高さが魅力です。 中でも『人形はなぜ殺される』は、高木氏が自信を持って送り出した1冊で、本格的な犯人当てを楽しむことができます。 作品の題名が疑問形になっているように、高木氏が読者へ挑戦状を送ったような作品ともいえます。それだけに、一度読んだだけでは犯人当て、トリックの解明は難しいでしょう。 人形・マジックショーなど、ちょっと怪しくオドロオドロしい雰囲気が漂い緊張感もあります。古典作品ならではのこの雰囲気、好きな方にはたまらないはず!

推理小説の最高峰!「日本推理作家協会賞」受賞作最新4選 - ブックオフオンラインコラム

昭和32年の作品とは思えないほど、現代でも十分通用する作品だと思います。被害者と同様に人形が殺されていく理由に、あなたは途中で気づくことができるでしょうか? 死刑囚の独白と事件の接点とは 『血の季節』 『 血の季節 』 小泉喜美子(著)、宝島社 昭和50年代に青山墓地で起きた、幼女惨殺事件。 弁護士から依頼を受けた精神科医が、事件の犯人である死刑囚の元に訪れると、死刑囚は自分の生い立ちを語り出した。はたしてその回想と事件との接点とは……。 幼女惨殺事件をキーに、犯人の回想とその事件を捜査する警察の視点が交互に綴られています。 一見、正統派ミステリーのようですが、この作品のもうひとつの魅力がホラー要素。 全く別の視点で進んでいく物語の中で、「ミステリー」と「ホラー」はどのような化学反応を起こしてくれるのでしょうか。 特殊な設定の物語が読者を惹きつける独創的な作品です。 増悪溢れる人間模様 『不連続殺人事件』 『 不連続殺人事件 』 坂口安吾(著)、角川書店ほか 戦後の夏、歌川多門の息子である一馬の招待で、小説家や詩人、女優、芸術家など、さまざまな職業の男女が豪邸を訪れていた。そんな多門邸で、8つの殺人事件が発生してしまう。 誰が殺人を犯したのか? 殺人犯の意図とは――? 古今東西ぜったいおもしろい!極上ミステリー小説30選│ブックオフオンライン. 登場人物が多く、愛憎にまみれた人間関係が複雑なのですが、張り巡らせた伏線がとにかく秀逸です。小さな突破口から明かされていく事実には、思わず唸ってしまうはず! 個性の強い登場人物たちは誰もが怪しく感じられ、それがまた良いカモフラージュとなっています。 作品が発表された当初は、真犯人を当てた読者に原稿料をプレゼントするという懸賞金もかけられた珍しいエピソードを持つ作品です。 家族を守るために起こる悲劇とは…… 『Wの悲劇』 『 Wの悲劇 』 夏樹静子(著)、光文社ほか 女子大生の摩子は、大伯父である和辻薬品会長の与兵衛に肉体関係を迫られ殺してしまう。和辻家の名を汚さぬため、愛する摩子を守るため、一家は外部の犯行に仕立てようと偽装工作をするのだが……。 国内ミステリーの女性作家の代表的な人物の一人は夏樹静子氏でしょう。『Wの悲劇』は夏樹氏の名声を高めた大人気作品です。 1984年に角川映画で映像化され、薬師丸ひろ子さんが主演したことでも有名です。第27回ブルーリボン賞では、この作品で主演女優賞を獲得しました。 スピード感があり、スラスラとよめてしまう1冊。最後にはまさかの展開が待ち受けていますよ。 映像を見たことのある方も多いかもしれませんが、改めて小説を読むときっと新しい驚きがあると思います。設定にも違いがあるので、ぜひ原作をチェックしてみてください!

書店員が選ぶ大どんでん返しでラストの衝撃がすごい!おすすめ小説 - 電子書籍・漫画のCocoro Books

・マスコミの偏向報道、捏造を問題視した社会派小説である(真実とはいったいどこにあるのでしょうか?) ・読んだことのないような結末(読み終わった後は、様々な思いが胸を駆け巡ります) 解説は辻村深月さん。辻村さんの考察により気づいたこともあり、一冊で二度美味しい作品となっています。 月村了衛『土漠の花』 『土漠の花』 月村了衛(著)、幻冬舎 ソマリアの国境付近で活動する陸上自衛隊第一空挺団の精鋭達。そこに命を狙われている女性が駆け込んだ時、自衛官達の命を賭けた戦闘が始まった。一人の女性を守ることは自分達の誇りを取り戻すことでもあった。極限状況での男達の確執と友情。次々と試練が降りかかる中、生きて帰ることはできるか? 一気読み必至の日本推理作家協会賞受賞作! (表紙裏) 草野満代さんいわく「平和ボケで想像力の萎んだ私達日本人全員が読むべき作品」。面白さのあまりつい一気読みしてしまう一冊に仕上がっています。 秋元康さんは、本書を読み始めたら止まらなくなって、打ち合わせを二つキャンセルしてしまったのだとか! 書店員が選ぶ大どんでん返しでラストの衝撃がすごい!おすすめ小説 - 電子書籍・漫画のCOCORO BOOKS. 読みどころは ・集団的自衛権など、現在の日本に生きているからこそ知っておきたい内容が描かれている(「自衛隊は何を守るために戦うのか?」「自衛官は人を殺せるのか?」) ・『熱い男泣き小説』である(男たちの絆と献身が描かれていて、号泣必至です) ・総合エンターテイメント小説(単なる社会派小説に留まらず、ロマンスや冒険小説の要素も高いです) ぜひとも本書を読んで、今後の日本に思いを馳せてみてはいかがでしょう。 『日本推理作家協会賞』受賞作を読んでみよう クオリティーの高さは間違いなしの『日本推理作家協会賞』受賞作。興味のある作品はぜひ先取り感覚で手に取ってみてくださいね。 全世界でブームとなっている「北欧ミステリー」に贈る文学賞もあるんですよ。

「その年に発表された推理小説の中で最も優れた作品」に与えられる「日本推理作家協会賞」。 その歴史は長く、第1回(1948年)に、横溝正史さんの「本陣殺人事件」が受賞してから、2017年で70回目。 日本推理作家協会賞は、日本の推理小説というジャンルにおいて、最も権威が高い作品とされています。 例として、これまでの受賞作を見てみましょう。 ・松本清張さん『顔』 ・小松左京さん『日本沈没』 ・綾辻行人さん『時計館の殺人』 ・宮部みゆきさん『龍は眠る』 ・中島らもさん『ガダラの豚』 ・桐生夏生さん『OUT』 ・東野圭吾さん『秘密』 一度は名前を聞いたことがある作品ばかりではないでしょうか? まさしく、日本を代表する推理小説たちが揃った『日本推理作家協会賞』。 今回のコラムでは、この中から最新の4冊をピックアップし、その魅力を語っていきたいと思います。 第70回(2017年)受賞作 宇佐美まこと『者の毒』 『者の毒』 宇佐美まこと(著)、祥伝社 一九八五年、上野の職安で出会った葉子と希美。互いに後ろ暗い過去を秘めながら、友情を深めてゆく。しかし、希美の紹介で葉子が家政婦として働き出した旧家の主の不審死をきっかけに、過去の因縁が二人に襲いかかる。全ての始まりは一九六五年、筑豊の廃坑集落で仕組まれた、陰惨な殺しだった…。絶望が招いた罪と転落。そして、裁きの形とは? 衝撃の傑作!

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