魔法 その 歴史 と 正体

アイド リッシュ セブン 夢 小説
July 31, 2024, 4:08 am

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  1. 『魔法―その歴史と正体』|感想・レビュー - 読書メーター

『魔法―その歴史と正体』|感想・レビュー - 読書メーター

魔法 その歴史と正体 魔法・呪術・秘術…全容の解明!魔術的なものは西洋の歴史の中でどのように考えられ、作用してきたか。格好の魔法案内書。 著者 K セリグマン 著 平田 寛 訳 ジャンル 思想 > 神秘思想 出版年月日 1991/07/20 ISBN 9784409030363 判型・ページ数 A5・536ページ 定価 本体6, 000円+税 在庫 在庫あり 目次 メソポタミア ペルシア ヘブライ エジプト ギリシア グノーシス説 ローマ帝国 錬金術 中世 悪魔 悪魔の儀式 七人の肖像 カバラ 魔術 改革者たち 十八世紀 このページのトップへ 内容説明 古代オリエントからギリシア、ローマ、中世を経て十八世紀に及ぶ時代の魔術、錬金術、悪魔と魔女、人相術など、一般の歴史書では扱わない呪術の歴史を、手ぎわよく、おもしろく、公平に扱った名著。二百数十点に及ぶ図版も興味深い。平凡社版『魔法』の完訳版。 このページのトップへ

魔法? 少年のころ誰でも魔法が使えたらなあ、と思っていましたよね? そんな私が西洋の魔法について網羅的な知識を得られたのは まさにこの本です。 私が、パラケルススやピコデラミランドルラ、ノストラダムス、薔薇十字会、カバラ、錬金術、メスメル、 魔女、悪魔、吸血鬼、手相術,観相術、骨相術、等について知ったのは、 この本 平凡社世界教養全集の一冊、「魔法」カートセリグマン著昭和36年刊である。今は絶版だ。 原著は1948年刊である、 古い本だが今でも 西洋呪術史の外観を得るにはこれが定番ともいえるほど充実しているし内容は豊富だ。 この本は、メソポタミア、エジプト、ゾロアスター教、スフィンクス,死者の書、 ギリシャローマの古代から、中世アルベルツスマグヌス、ロジャーベイコン、トリテミウス、 アグリッパフォンネッテスハイム、ノストラダムス、近世、薔薇十字会、フリーメイソン、 近代カリオストロ、サンジェルマン伯爵、カザノヴァまでの西欧の呪術の歴史が網羅的に述べられた、 懇切な内容の本である。 全体に、冷静で 穏当で 学術研究的で 魔法グッド?魔法サイコー?みたいな過激な本ではない点も好感が持てる。 イシス女神、グノーシス主義、について、特に私には興味深かった。 図版も多くてとても目で見ても楽しめる一冊ではある。 他にも西洋呪術史の本はあるがこれが最も、網羅的で懇切ではあるまいか? 特に薔薇十字会の項は眼を開かれた。 クリスチャンローゼンクロイツなる人物に仮託して、西洋の根底に流れる魔的な世界の奥深さを知らしめられた。 錬金術の項も充実している。 魔女の歴史についても懇切丁寧に述べられている。 魔女裁判の不条理には愕然とした。アレだけ理性を重んじた西洋に、こんな不条理な裏歴史があったなんて。 人相術、顔相術は今見てもなるほどという面白さだ。 サンジェルマン伯爵や、カリオストロなる人物についてもこの本で私は初めて知った。 この本から出発してさらには、後に 「山師カリオストロの冒険」とか「パラケルススの世界」「薔薇十字の魔法」「怪物の解剖学」種村季弘。 等も読みましたが。この本がすべての出発点でしたね。 あるいは角川文庫の「魔法入門」「オカルト入門」WEバトラーなども 読んでみましたね。これは実践的な魔法修行?が書いてあるという とんでもない?本ですね? たま出版、、大陸書房の それ系?の本も濫読しました。 でも さすがにあの宗教にはうさん臭さを感じて 一切近づかなかったのは私の本能的な?