糖尿病性神経障害 | E治験.Com

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July 31, 2024, 10:12 am

2018年4月6日掲載 神経障害は糖尿病の方に最も多い合併症のひとつです。 血糖値が高い状態が続くと、しびれや痛みを感じたり、その逆に感覚がなくなるなどの障害をおこしたりすることがあります。 ここではこうした神経障害についてお話しいたします。 目次 神経障害ってどんなもの?

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公開日: 2019年11月3日 最終更新日: 2019年11月11日 糖尿病は、高血糖をきたし、さまざまな合併症をきたす疾患です。 糖尿病になると、脳から内臓・手足に至るまであらゆる神経が傷みます。 糖尿病でよく認められる神経障害は、末梢神経の障害です。 手足のしびれや痛みなどの自覚症状は、足先から生じることが多く、その症状は、手袋靴下型と言われる手袋や靴下を履いたような形で出現します。 末梢神経には、感覚神経、自律神経、運動神経があります。 感覚神経が障害されると、先ほどの手足のしびれや痛みに加えて、温度や痛みなどの感覚が鈍くなったり、足がどちらの方向を向いているか、分からなくなり、転びやすくなったりします。 自律神経が障害されると、悪心・嘔吐・下痢・便秘等の症状がでたり、起立時に血圧が大きく下がり、ふらつく原因にもなります。 糖尿病の神経障害は、初期には、自覚症状に乏しい事が多く、自覚症状がない人も含めると、長年、糖尿病を患っている人では、半数以上の人に生じます。 神経障害が進行し、重症化すると、足の痛み・温度が完全になくなり、潰瘍や下肢切断をきたす原因になることもあります。 糖尿病性神経障害の予防のために、血糖コントロールを頑張りましょう。 糖尿病になると、どの神経が傷むの? 糖尿病は、血糖値が高くなり、全身が傷む病気です。 → 1.糖尿病の三大合併症 → 2.糖尿病網膜症 → 3.糖尿病性腎症 → 4.糖尿病の足病変 の記事 糖尿病により、全身の神経は障害されます。 ヒトの体には、脳や各臓器の間で、情報のやり取りをするために、神経が張り巡らされています。 神経には、中枢神経と末梢神経があります。 中枢神経には、脳・脊髄があり、思考や命令の中枢を担っています。 末梢神経には、次の3つの神経があります。 運動神経は、筋肉に命令を出して動かします。 感覚神経は、温度・痛み・振動・位置などの知覚情報を中枢に伝達します。 自律神経は、内臓や血管の動きの調節しており、交感神経・副交感神経の両者により、バランスが保たれています。 上記の神経が、互いに協調しつつ、全身の活動を調整をしています。 左:脳 – 脊髄 – 内臓と末梢神経 右:脳 – 脊髄 – 全身と末梢神経 → 中枢神経と末梢神経の説明(外部リンク) 糖尿病になると、これらの脳を含むすべての神経が障害されます。 糖尿病性神経障害があっても、最も多く見積もると、約半数の人には自覚症状はありません。 (1) 糖尿病による末梢神経の障害 末梢神経障害はどこにでる?

1. 5] 《注意》この日本語訳は、臨床医、疫学研究者などによる翻訳のチェックを受けて公開していますが、訳語の間違いなどお気づきの点がございましたら、eJIM事務局までご連絡ください。なお、2013年6月からコクラン・ライブラリーのNew review, Updated reviewとも日単位で更新されています。eJIMでは最新版の日本語訳を掲載するよう努めておりますが、タイム・ラグが生じている場合もあります。ご利用に際しては、最新版(英語版)の内容をご確認ください。